いつかみた夢

年の瀬の某日、2年ほど前に開店した個人経営の飲み屋の休みの店先に不要なジョッキや徳利をご自由にお持ち下さいと置いていたのを見たためか、どの翌朝の寝覚めにこんな夢をみた。

その飲み屋は利用したことがなく通勤や日常の買い物時に通り過ぎるだけ。
何故か、はじめて行った店で泥酔するほどよく飲み、知らない男と一夜を共にしたらしい。
こっちとしては一切の記憶もどれくらいの量や金額を使ったのかさえ記憶にない。眩しい朝日が射す部屋で大層心配され起こされた。半裸で。

どうやって帰ろついたのか、気がつけば自宅に実家の母が長らく共に暮らしたかのように同居している。
いい年して酔ったうえに朝帰り、親として恥ずかしいとか、生活がなってないとさんざん叱られる。
現実の私には酒での問題行動は皆無で、おんなとしても生き様そのものが破綻しているのは私よりも母の方だ。
夢の中の私は反省しきりで母に逆らうことなく、自身を恥じていた。

それ以外に何事もなく、一夜を共にした男との会話も行為も一切なく目が覚めた。

なんの味気もない夢だ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?