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デブは転生しても生きづらい#7

〇〇と飛鳥はなぎの後をついていき、なぎの町へと向かった

飛:なぎはかわいいねー
飛鳥はなぎにベタ惚れだった、自分の妹と重ねているのだろう

な:やめてよー、飛鳥おねぇちゃん

〇:コラ!飛鳥やめなさい
〇〇は飛鳥をなぎから離した

飛:なぎぃ〜

な:ありがとう!〇〇!

〇:ごめんね、うちの飛鳥が

飛:なぎなんで〇〇だけ呼び捨てなの?泣

な:〇〇とは仲良いもんね〜

な〇:ね〜。

飛:〇〇ムカつく!

〇:あー、こわいこわい

な:こわいこわーい

飛:2人ともバカにするなー

みんなでふざけあっている間に町の近くまできた

な:〇〇、ついたよ!

〇:ここか!

門の前には門番が2人

〇:じゃあ行くか!

な:〇〇大丈夫なの?

飛:大丈夫!こう見えても私よりもずっと強いんだから

〇:こう見えてもは余計だ!

○:あの〜すいません

兵A:何者だ?

兵B:侵入者発見!それに逃げた幼い猫族を発見!至急応援を頼む。

〇:全く最悪なことになったな

兵A:このデブの首は私がもらう!

兵B:いや俺がもらう!

兵AB:おりゃあー

〇:残念でした。

兵士たちの武器は〇〇に触れた瞬間粉々になった

兵AB:何?!

兵AB:一度撤退!!

兵士は逃げていった

な:〇〇ほんとに強いんだね

〇:そんなことないよ

飛:私の出番はなかったようね

〇〇達は門をくぐり目の前光景に唖然とした

なんと兵がパッと見た限りでも300人以上いる

な:〇〇どうするの?〇〇が強くても流石にこの数は相手にできないよー

〇:そうだな、俺だけだったらな

な:え?

飛:まあ見てなさい

兵:お前らにはもう勝ち目がない、大人しく投降しろ!そしてその首もらうぞ黒林〇〇!

〇:え?もう情報が回ってんの?早いねー
じゃああなたたちの王様は俺と全面戦争をお望みってことか

兵:まぁ、そういうことになるな
まあ、お前の手の内は知っている
早くキングベアーをだせ!

〇:相手のステータスが全体的に弱いな
あっそうだ!

〇:テイムしたモンスターよ今我に力を貸せ
行け!リカントウルフ300体!

〇〇は兵と同じくらいの数のリカントウルフを召喚した。

兵:何?!聞いてないぞこんなこと!

○:じゃあリカントウルフ後は頼んだ!

リカントウルフ達が一斉にスキル遠吠えを使った、すると地鳴りを引き起こしそうなくらいな遠吠えだった

飛:よし、私達は猫族のみんなを助けましょう

〇:そうだな!なぎ案内頼む!

なぎはびっくりしたままだった

○:なぎー、おーいなぎー

な:あっ!〇〇ごめん、〇〇がすごすぎてちょっとパニクってた

〇:パパとママがつかまってるところに連れてって

な:うん!こっち

少し歩いたところに地下に続く階段があった

な:ここだよ!

〇:よし!行こう

少し進んだところで奥から悲鳴が聞こえてきた

○:悲鳴だ急ごう!

な:ママ、パパ無事でいて

〇〇達は悲鳴の場所に辿り着いたが目の前の光景に唖然としていた

なぜなら

兵士が猫族を拷問し性奴隷にし挙げ句の果てには死んでいるものもいた

な:これ何?

飛:なぎ!みちゃ駄目!

兵:なんだお前ら?

〇〇は怒りが頂点に達していた

飛な:〇〇?

静かに〇〇は鉄の牢獄に近づき

兵:近づくな、おい!

〇:お前らはやりすぎた
テイムしたモンスターよ今我に力を貸せ
行けスライム500体!

兵:スライム?ふざけているのか?

〇:ふざけてない、スライム!スキル液化だ

兵:何?うっ、くるしいぃっ。

〇:お前、今息できないだろ

兵:たす、げ、てぇ

兵士はそのまま窒息死で死んでいった

〇:スライムまだ息のあるもの全員にくっつけ!行くぞ!回復付与!

怪我していた猫族はみるみる回復していった

な:アンナおばちゃん?ドールおじちゃん!
なんでみんな動かないのぉぉー

なぎは目の前の光景を受け入れるかのように
泣き始めた

○:くっ

〇〇は何もできない自分に悔しくて腹が立った

飛:〇〇は頑張ったよ!だから自分を責めないで!

○:ありがとう飛鳥

〇:スキル感覚共有!
リカントウルフ俺の声が聞こえるか?

リ:ウォーン

〇:聞こえてるみたいだな
リカントウルフまだ1匹も倒れてないな
優秀だなお前ら、これからは命令だ!
今戦ってる兵士を皆殺しにしろ!
スキル 人間キラー!!

リカントウルフ達はステータスが10倍に跳ね上がった

〇:スライム!完治した猫族のみんなを外に出せ

す:キュウーン

○:なぎ、外に出よう?ねっ?

な:ぐすん、うん

〇〇はなぎの手をつないで一緒に外に出た

な母:なぎぃ〜

な父:なぎ!

な:パパ、ママ!

○:よかった、なぎの母親と父親は生きていたみたいだ

外ではもう決着がついていた

リカントウルフ達は死体の兵士達を、1箇所
に集めていた。

〇:ありがとな、リカントウルフ
もう戻っていいぞ。

その時だった

?:おーい、黒林よくもやってくれたな

○:お前は、

ク2:クラスメイトにお前はないでしょ

〇:お前の差し金か?

ク2:なんの話だ?

○:お前が兵士達に拷問をするように命令したのかって聞いてだよ!!

ク2:そうだけど?どうしてそんなに怒ってんの?ウケるんだけど笑

○:1つだけ言っとく、ここで今お前を殺す!

飛:ちょっと待って私も戦う、いや私がこの手で〇〇と一緒に勇者を殺す!

〇:おっ!そうだな、初めてだなこうやって戦うの

飛:足引っ張んないでよね

○:飛鳥こそやられんなよー

ク2:こい、雑魚ども!!!

to be continued…。

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