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食パン2 & おまけ

前回のフランスパン作りに、少し光明が差し込んだ気がして、今回は気分転換に食パンを再び作ってみました。
前回とは製法が異なり、湯種製法という、生地の一部を熱湯でこね、一晩寝かせたものを入れ込みます。こうすると、もちもち感が増し、ふっくら感、みずみずしさが日持ちするんだそうです。

まず、生地を叩いてこねる。食パンはここが肝心だそうで、台に力を込めて叩きつけ、折りたたみ向きを変え、また叩きつける。を繰り返します。
今日は雨のせいか湿度が高く、生地がなかなかまとまりません。必死!

なんとか発酵までこぎつけ、分割。
食パンにつかう分量から余った生地を小さく丸め、おまけにコッペパンとチーズパンを作ってみます。この、伸ばしたり丸めたりする作業は、本当に粘土細工を楽しむ子どもになった気分です。

食パンの型に丸めて入れます。型にいっぱいに膨らむまで最終発酵します。
フランスパンと違うのは、発酵がぐいぐいと勢いよく力強いのです。砂糖が入ってることや、叩いてグルテンをより引き出したり、粉の種類からも違ってくるのでしょうか。

チーズパンにはカマンベールチーズを入れ、コッペパンはフランスパンを成形するように。発酵を待つ間、むくむく膨れていくのを見ているのは、なんとも楽しいんです。

これくらいまで膨らんだら、蓋をしてオーブンに。蓋をしてしまうと、焼け具合が全くわからなくなるので、もうあとは出たとこ勝負です。こればっかりは、繰り返して覚えていくしかないよなあ。

最初に焼きあがったチーズパンとコッペパン。
どちらも焼きたてを食べてみました。
コッペパンは割ると小麦の香りがたちこめ、チーズはあつあつとろけて、こんなにしあわせな味があるのかってくらい、おいしい。次は食パン、うまく焼けるかなあ。

焼けたら型ごとたたきつけます。そしてすばやく取り出し冷まします。少し焼き過ぎかなあ、、でも、焼きたてのパンの香りが部屋いっぱいに充満します。
味見は明日の朝まで待つことして。


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