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カンパーニュ、失敗。

二度目のカンパーニュは、作っている最初の段階から、生地がめちゃくちゃ柔らかく、これでいいのか?という不安がつきまとっていました。

一晩冷蔵庫で寝かせ一次発酵を終えた生地も手や台にくっつく、くっつく。
あとから考えれば、最初にこねている工程で気づいて粉を足すなど修正していればよかったんですが、、

なんとかバヌトンかごに入れて最終発酵します。生地の柔らかさのせいで、膨らみもままなりません。
この段階で、このあとひっくり返したとき、柔らかすぎて形を維持できるのだろうかと不安でいっぱいでした。

案の定、形は崩れ、平たく広がってしまいました。それでも最後まで焼いてみようと、クープを入れ、オーブンへ。

どでかいおせんべいのように焼きあがりました。でも、これはこれで、おいしそう!とも思ってしまいました。

熱いうちに切ってみると、気泡はしっかりできています。食べてみると、外はかりかりで、中はしっとり、全粒粉やライ麦粉など4種類の粉をブレンドしたおかげか味わい深く、まあ、焼きたてだからというのもありますが、味は文句なしでした。形はカンパーニュではなくなってしまいましたが、おいしく食べられたので、失敗した感で落ちこむどころか、この失敗を糧にまた次は絶対に成功してやるぞ、という意気込みにわいています。

♯パン

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