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銀魂乱舞おもしろかった

銀魂の無双系ゲーム、銀魂乱舞の感想です。
漫画の銀魂って結局どうなったの?みたいな、にわかにこそやって欲しいという気持ちで書きました。

公式サイトのリンクでも貼っておこうと思ったら公式サイトないなってた。PVだけでも…と思ったらPVは全部非公開になってた。終わった作品に対するバンナムの無慈悲さはなんなのだ……。

そもそも銀魂知ってるの?

なんとなく知ってる気がします。漫画もちょっと読んだことありますし、アニメも見たことちょとあります。あと、ほら、観たし、映画とか。実写のやつ。しかも2まで。あとDSのゲームとかも買いましたし。2つくらい。
これはもう詳しいと言ってもいいでしょう。

ちなみに無双系のゲームに関しては「戦国BASARA」シリーズはやってました。本家本元の無双シリーズは6のempiers?かな、なんかそれをちょっとやったことがあるくらいです。他にはfe無双とか刀剣乱舞無双とかを軽く触った程度。

なんで買ったの?

①やってるソシャゲと銀魂がコラボした

スマートフォン向けアプリ「テイルズオブザレイズ」にて、銀魂コラボイベント「テイルズオブるザレイズ2―まさか続編があるとは思ってませんでしたァァァ!!―」(2022/4/30 ~ 5/16)が開催されていました。

イベント名の通り、このアプリ2回目の銀魂コラボです。銀魂側からは桂小太郎高杉晋助が加入、テイルズ側はジェイド、ユーリ、ジュディスの3キャラに銀魂の衣装とコラボ技が実装されました。

ところで銀魂って「俺たちは必殺技とかないからアクションゲームにならないんだよ」とかネタにしてましたよね、確か。
じゃあこのコラボで使っている技の元ネタは?年収は?調べてみました!

どうやら銀魂乱舞ってゲームが出ていたらしいです。

……ということでちょっと興味を持ったわけです、銀魂乱舞。


②もうすぐ「ファイアーエムブレム無双 風花雪月」発売

2022/6/24に発売予定。体験版も出ました。
これは「ファイアーエムブレム風花雪月」の無双ゲームです。そのまんまですね。楽しみです。

しかしここで少し不安を感じます。無双系のゲームって買ってもすぐに飽きてしまうのではないか?と。風花雪月が好きなだけで買うのは少し短絡的ではないか?と。私は、無双系のゲームを今も楽しむことができる人間なのか?と。


「よし!銀魂乱舞買うか!!」(続きを読むにはここをクリック)


どんな感じ?

メインメニュー

いろいろかいてありますが、「長篇追想乱舞」。銀魂の物語を追体験できるモードです。
おそらくこれがこのゲームのメインのコンテンツになると思います。一番上にあるし。本日は主にこれについてお話します。よろしくお願いします。

長篇追想乱舞

で、これ。
いわゆるストーリーモードに当たるわけですが、このモードは原作の長篇シナリオに沿って進行していきます。つくりとしてはアニメ映像のダイジェストをスクリーンショットでスライドショーって感じです。アニメイラストが使われるたびに右上に「この画面は録画できません」って頻繁に出てくるのもあわせ、いろいろ大人の事情を感じます。

基本的には「ステージ選択」→「アニメパート」→「無双ゲーパート」→「アニメパート」みたいな流れになることが多いですね。長篇を抜粋している都合上、シリアスなお話がメインで、全八話です。パッケージの裏に書いてあったので間違いありません。

私はビックリしました。まず「紅桜篇」があるじゃないですか。みなさんご存じ。もういろんな媒体でやってますからね、紅桜。それで次の二話が「吉原炎上篇」。「吉原炎上篇」???えっ、それ私知らない……。なに?鬼滅の刃…?

そう、私は銀魂のことをなにも知らなかったのです。
とんだ知ったか野郎でした。もう知らない。なーんも知らない。月詠?だれ?レイズでジュディスとコラボしてたキャラみたい。えっ、この人の名前の読みってツクヨミじゃないんだ……。

全八話の二話で既に知らない話。当然こっから先は全部知らないです。ひたすら知らない話が続きます。知らないキャラが出てきます。阿伏兎?平子?異三郎?朧?誰???なんかメインキャラっぽいけど???敵???味方????(神威はなんか見たことある)
私の知ってるキャラはハタ王子とかさっちゃんとかです。九兵衛なんかもわかります。でもその辺の人は全然出てこない。まったく出てこないとまでは言わないけど、アイテム使うと喋るよ!姿を見れるよ!みたいなレベルです。

結果としてこの「なにも知らない」が、いい方に作用しました。
多分銀魂乱舞を買う人買った人って、銀魂のファンじゃないですか。そらそうです、だって銀魂のゲームだもん。
ゲーム中でも銀さんが言ってました。「このゲームはファン向けにつくったやつだからいいんだよこんな感じで」みたいなことを。

そう、ファンが買うわけです。そうすると悲しいことがおこります。ファンからしたら使いまわしのアニメ画像で知ってる話がダイジェストです。「手抜きじゃん!アマゾンレビューは☆2つ!」となってもおかしくありません。(ちなみに現在のアマゾンレビューは星3.7でした)

しかし、私みたいななんも知らんやつは全部が実質新作です。あの人気作品の人気キャラたちがくりひろげる熱いシナリオおいしいとこ詰めです。「さらば新選組篇」とか感動しました。ギャグマンガの長篇シリアスとか誰得だよ、みたいな風潮ありますけど、そんな捨てたもんじゃないなと思いました。

……ですが、ここまではシナリオの評価です。なんだかんだ言ってもやっぱり原作読んだ方がいいと思います。
ゲーム部分がつまらなかったらおしまいです、おしまい。この話は。

ということで、続いてゲーム部分についてお話します。

バトルシステム

※この項は普通にストーリーモードのみで進めたときの感想なので、フリーモードでやたらにレベル上げしまくったりした場合は違う結果になるかもです。

たくさん沸いている敵をバッサバッサとなぎ倒していく爽快感が売りの無双系ゲーム。

とはいえ適当に倒していればいいわけではなく、途中で相手の拠点を奪う必要が出てきます。拠点はマップ上に点在しており、たどり着いてわらわらいる雑魚を倒すことで大将格を引っ張り出せます。そのリーダーさんを倒すことで拠点を奪うことができます。

具体的には雑魚を倒すことで勢力ゲージが劣勢→拮抗→優勢…と状態が変化していき、相手を劣勢に追いやればそこの陣大将が出てきます。……ですが、ゆうに100を超える雑魚たちをボコスカ叩こうが蹴ろうが、どうにも勢力ゲージが減っていきません。ずっと我が軍が劣勢扱いです。
そこら一帯の敵の数を残り一桁程度(当社調べ)まで削ると、一瞬拮抗状態そしてすぐ優勢になり、その頃には雑魚たちをほとんど討ち滅ぼしていることでしょう。

なんやかんやでゲージがなくなると陣大将がスッ…と出てきます。ですが前述のとおりもう周りにはほとんど誰もいません。もはや拠点跡地です。もぬけの殻。これは多分「サムライは一対一、戦いに横やりや邪魔はいらねェ、真剣勝負といこうじゃねェか!!」という気高い信念の表れだと思います。まぁ雑魚よりちょっと強い程度なのであっという間に返り討ちにしてやりましょう。

↓優勢になるころには人がいない陣地と、隊長との真剣勝負の動画。


話変わりますけどこの手のゲームの砲弾兵、やたら強いのなんなんですかね?爆撃を繰り返されて身動き取れずに泣いた人は多いと思います。

いろいろあって最後は名有りの総大将が出てきます。紅桜篇なら人斬り似蔵。吉原炎上篇なら夜王。
流石にそれまでの雑魚たちとはうってかわってなかなかの強敵です。うっかりダメージを受けすぎるとコロッとやられちゃうことも。ちなみに負けるとそのステージは最初からです。1000人切りしてようがなかったことになるので心して戦いましょう。
頑丈さも目を見張る物があり、体幹がしっかりしているため剣の一振りや二振りでは怯みません。しかも回避も使いこなします。
逆にこっちは相手の一撃で軽々と宙を舞ってしまうので、ヒットアンドアウェイでちくちく、場合によってはジャストアウェイも視野に戦う必要があります。

一見厳しい戦いに思えますが、安心してください。ゲーム中にはお助けしてくれる機能があります。
銀魂スロットです。

邪魔!!!


育成

心・技・体それぞれに経験ポイントを割り振って強化するシステムです。
基本的にはに振れば覚醒ゲージが、に振れば火力が、に振れば耐久力が上がります。

このとき、の数値が一定の値になるごとに新しい技を習得することができます。5、15、30のときに技を覚えることができるので、ステ振りをに振り続けていれば多分ストーリーをクリアする前には銀時の技くらいは全部見れると思います。他のキャラは大体一回か二回しか操作しないので、一個目の技くらいは見れたりみれなかったりできると思います。

技を覚えるまではちょっと地味ですけど、無双的な爽快感は問題ないと思います。


キャラクター

キャラゲーとしてはギリ及第点かな?って思います。
こういうゲームってやっぱり好きなキャラを自分の手でかっこよく動かせるってことに意味があると思うので。特に万事屋+真選組(+ヅラ)以外はなかなか他では操作する機会もないと思いますし、好きな人にとってはうれしいことかなって思います。でもちょっとキャラ少ないかな…?2の布石かな?って感じはします。

まとめ

これの技とかエフェクトの再現度、結構高かったんだなー。って知れたのでまんぞくです。



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