ラジオからGradual and gradual: R2-8-30, Sun
今朝もラジオは再放送、
▽明日へのことば・アンコール
「祖父の戦地日記をたどって」
長崎県立大学教授…井上佳子
(2019年8月7日)
戦死した祖父について、語りだす女性の声がする。
祖父の日記、細かく書かれて、祖母との恋愛のことまで書かれていた。
読んだ戦地日記をもとに、特に今後のことを考えていなかったが大学卒業後、ハンセン病や水俣病などを取材活動を通じて、国家とは何かを考えるようになった。
あることをきっかけに、父が祖父の日記を探してきてくれた。筆圧のしっかりした字で、自宅では枠外に外れる地涌な文字と、戦地での違いがみられた。
日誌の朗読、梅雨時、上海から南京への移送に伴う風景などを描写し、末尾に、「あなたの○○」と祖母へのことを思って記録されている。
途中で気がついて、ネット検索したらみつけた; ----->>
http://asuhenokotoba.blogspot.com/2019/08/blog-post_7.html
当初は現地の人に同情的だったが、やがて切羽詰まってくると、中国人の死体を見ても”あざけり”の表現さえみられた。食料がないから、どんなに苦労したのか、それがところどころにみられる。
最後の日記は7-22。 (亡くなったのは29日)
「、、、 昼食をすまし日記をしたたむ。 今日はインキ切れる。つづる文字、これあわれ、、、」
熊本方言を方も、出てくる
衛生兵だった祖父は、戦闘中に頭部に貫銃創を受けたと聞いた
日本と中国の戦争に対する「温度差」 この違いを感じるようになった。最初は言えなかったが、2回目に戦死した日本兵の孫だといふことを伝えてから、現地の人との反応が変化して、3回目も取材
4-5月が来るたびに、命が息吹き始めるころに祖父のことを思い出す。「生きること」の大切さ
ここで一段落
続いてコマーシャル、 コロナの影響で中断されていた番組が 本日から再開とのこと。
▽もっと、麒麟がくる
チーフ演出…大原拓
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