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【KamuiVerse考察】バジル(Basil)
「Fujiwara Kamui Verse」(通称:Kamui Verse)の世界には、様々な神々が存在します。
それぞれの神々はどのような存在なのか、そのモチーフから考察していきましょう⚡
今日紹介する神は…
— Fujiwara Kamui Verse ~Antiqua Reincarnation ~ (@verse_kamui) April 14, 2022
【バジル】
カムイ先生のメモには「巳 爬虫類の王 蛇神 ―――アフリカ」と書かれています。#kamui_verse #藤原カムイ pic.twitter.com/Pdx5PXJuuT
十二支レースの6番目の神、"巳"の「バジル」🐍
バジルのモチーフは、ヨーロッパの想像上の生物「バジリスク(basilisk)」
全ての蛇の上に君臨する"ヘビの王”です👑
伝承のバジリスクは、古代ローマの『博物誌』にその特徴が記載されてます。
バジリスクは、クレタ・キュレナイカ州(現・リビア東部)に棲むヘビで、頭に王冠を彷彿とさせる模様を持ちます👑
身体を半分持ち上げて進み、毒性を持つことから、コブラが話づてで広まるなかで生まれた説もあります。
その毒は非常に強力で、匂いにより他のヘビを殺し、息に含まれた毒は石を砕いたとされています。
リビアや中東にある砂漠地帯は、住処とするバジリスクの力で砂漠となったと言い伝えました🏜
旧約聖書のひとつ『エレミヤ書』では、バジリスクは救世主によって倒される悪魔の象徴と言われています👿
それほど危険な生き物であるバジリスクも、時代が下ると"力の象徴"として評価されます⚡
例えばイタリアの貴族、ヴィスコンティ家(Visconti)では、その家紋にバジリスクを描いています🐍
![](https://assets.st-note.com/img/1651815886939-HYY6rSOyTp.png)
これまでの神々と比べると、どちらかというと妖怪に近いモチーフを持つ"巳"の「バジル」🐍
彼はカムイバースでどのようにして"神"へとなったのか?
世界を覆う巨大なヘビとの関連はあるのか?
続きはカムイバースのなかで明らかになっていくことでしょう⚡
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