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年末になると生花も松がテーマに上がってくる。

冬でも青青と茂る姿に松に呼び掛けてみる。「おい、茂る」、と命名した植物も日本語をの母音が持つ波動に癒しを感じるのか、私の言葉通り生い茂って来そうな勢いだ。

ここへ来て松って本当に有難いなぁーと思う。寒い冬でも温かい黒っぽい深緑色の針先は、思った程尖っておらず指を指して血が出るような硬さとはほど遠く逆に柔らかくしなってくれるので、爪楊枝として代用出来る。料理では銀杏を指したりして彩りと香りを添える。2つの針葉は根本が一対に繫がっていて離れないので夫婦になぞらえられたりするため着物の柄等で祈りを表すモチーフとして使われていたりする。可愛い柄とは言えないが、時と場合を考えて、意味が判れば、人の生活の苦労を減ずる事で安らぎをもたらす未来創造の可能性を表すと言える良い柄なのだと気づかされた。

日本語は不思議な言語で云った途端現実化してしまいます傾向が有ると思いますので、昔から縁起の良い言葉を使うように皆気をつけ、逆に縁起の悪い言葉や内容を言ったり思ったりしないように、言ったり、思ったりしても、直ぐに打ち消して、手を叩いたり、塩を撒いたり、鐘や鈴を鳴らしたりと、文字通り神社でするように、雑念を拍手打ち消したりと、生活で邪念をリセットする技術を受け継いできていると思います。

大王松、赤松、若松、黒松、五葉の松と云うのもあり、此のときぞとばかりに、茂りに茂った枝葉が長さ40センチから50センチってくらいだろうか、駅前のFLOWERショップの水を張ったバケツに指されて、生気を放っている。

スイトピー等と比べてもゴツゴツして脂が芳香を漂わせる清潔感のある此等の松の枝葉は、圧倒的な存在感放って、雄姿を保っている。

年々植物が存在感を増して来ている。

今年の松は猛暑で日光を十二分に利用したのだろう、なるほど驚愕の逞しさだ。

一時陳列されたはずだったがまた消えてしまった。ただその面影があるのみだ。

とある海辺にある公園を歩いていると此処にも立派な彼らが鎮座していた。誰もが足早に去ってゆく冬の夕暮れ、街灯やイルミネーションも見当たらない、小路の頭上。賑やかに上へ下へと四方八方に細い葉を広げ温かい印象を醸し出していた。


近くの街路樹や小さい公園だとこのような木に出会える事もないし、庭に植わってもないので貴重な見学の時だ。

ちょっと触れてみたり出来る。




流行り病で松葉茶がデトックスするとして、販売されていたので購入して飲用してみていた。

同時購入のスギナ茶の方が強力な視力改善効果を発して驚いたが松葉茶は穏やかで効き目も緩やかだった。皮膚の新陳代謝が良くなるイメージで、全体的にデトックス効果はあったのかなぁと思うが、香りも香ばしく苦くなく仕上げられており、ちょっとのみ続けるには高めだが日本人である自分の体質にも合っていると実体験した。元気が与えられる感覚も有って頭もスッキリする芳香が良かった。

徳島県三好市の小川生薬さんの商品で、スギナ茶と松葉茶を購入した。パッケージもナチュラル可愛いくジッパーで開けて4グラムくらいずつ漂白していないテトラ型に良く乾燥して適度に細く細か過ぎないサイズサイズの茶葉が入っており、私は土瓶で特にスギナ茶の方は煮出しが必要で数分煮出していただいていた。松葉茶の方は美味しく煮出しも必要なかったのですぐ飲みきってしまった。スギナ茶はちょっと苦いが何故かトロっとして目が明るくなったには驚いた。

冬場老廃物が溜まりやすいので春先の健康のために買い足して、養生生活を再スタートさせたい。

いやお茶ゆっくり飲める時間って最高にいいですよねー。遊びや仕事をしすぎると身体の声を聴くより無理させてしまうので年末年始はまた割れた土瓶を買い直して、継続的に松葉茶を飲んでいきたい季節です。

松葉には必須アミノ酸や不飽和脂肪酸も含まれており、生姜に含まれるシンゲロールという成分も含まれている。松竹梅とはよく言ったものだが、松葉もやはり食べられていたに違いない。

日本古来の食文化を取り戻して、日本人の健康を取り戻して行きたいものだ。

 松で忘れてはならないのが松の実だ。松の実には、亜鉛と銅が含まれていて、気力を養い、血を作る手助けをする。ビタミンEや脂肪酸、アミノ酸が含まれているので肌や髪、爪に潤いを与えて、美しさを保つ効果があるとされる。体を潤す作用があるとされる。

 この季節、電車に乗っていると人々が咳き込んでいる場面によく出逢う。空気が乾燥して冷え空咳や、喉の乾燥が気になる季節でもある。

そんな時は、胡桃と一緒に松の実を炒ってハチミツを絡めるハニーナッツがよく効くらしい。中華食材として少量で売られているが、成程こういう食べ方をするのであれば、量を調節出来るので、高価であっても長持ちしそうだ。しかも美味しそうだ。

 コリアンタウンのアジア食材店で見ると、パッケージには不老長寿などが謳われスーパーマーケットよりは大量でその分安く売られている。だが其れでも単位重量当たり高価な部類に入る高級食材だ。

 しかもどうやって使うか不明な点も有り見ても買わない事が多い食材のひとつだ。

 生薬辞典が有ったのでこの際調べて観ることにした。

 松の実は海松子カイショウシという生薬だということがわかった。

 松種子を考える会というものがコロナのデトックスブーム以前に、福井県に2004年に発足し、存在しているらしく、三唱製薬株式会社さんの商品である、「GPS」という五葉松の実から抽出された琥珀色の油がある。森の宝石と彼らが呼んでいる其れは研究によって様々なエビデンスを構築し世界中で沢山の特許を取得している商品だ。

最初に松の種子の力に気付き生涯と私財を掛けて研究に取り組み始めたのは三唱製薬会長の故吉原将純様だ。彼は世間ではあまり知られていないが、私財を抛って生涯松の種子の研究取り組み続けた方で有ったらしい。著書もだしており、難病の癌やエイズ、アトピー、ウイルス性疾患と云うものとの関連が帯で述べられている。是非読んでみたい本だ。

 その研究を受けて福山大学農学博士の鹿山光(みつ)様は五葉松の種子に特有のリノレン酸が含まれる事を発見しピノレン酸と命名されることになった。(モンゴルに自生する五葉松が特に良いらしい)五葉松は松の中の松と言われ、高濃度でピノレン酸を始め合計8種類の脂肪酸が含まれている。あのしなやかなでもツヤツヤして丈夫なルックスはこの脂肪酸の豊富さに有るらしい。松の実が足腰や関節に効くとされているのは此のような微量栄養素が複雑に奏でるハーモニーによって為される奇跡の技とでも言えるのかもしれなない。

 考古学では松の実は、日本の遺跡から出土するなどしているらしい。森では森の動物達も松の実を美味しそうに頬張る姿が見られるようだ。私達の祖先は栄養豊富で不調を治す松を食する事を普通にしてきたのかもしれない。

実際現在でも九州のある地域では松ぼっくりを煎じて飲めば胃痛が治るとされているという事だ。 

 メルカリをみれば定期的に北海道や長野等の自家所有山で採取した無農薬生松葉を定期的に発送してくれるという販売もある。赤松で作られた炭がデトックスに最高なので、それを販売するお松の会なるものも長野県に存在したりしているらしい。

 松の利用価値は高い。そもそも松ぼっくりはクリスマスシーズン、煮沸消毒乾燥等下処理されるとクリスマスリースのオーナメントとして需要があるらしく、コロッコロとした松笠は一個で着色すると、クリスマスツリーのようにも仕立てられるし、見た目も可愛い。

 香りも手触りもよく、松笠にしか出せないあの銅色が混じったの深い茶色は適度な油で輝いて自然光で見ると、なんとも言えず味わい深い癒しの色をしており森のタカラモノのようだ。見つけると何だかとても嬉しく拾って感触をやフォルムを観察しないではいられない。あの香ばしさと栄養豊富な松の実が隠れている丈夫な松笠は、只者ではない幾何学的模様で目をたのしませてくれる。

 生松葉の場合だと、生産者は受注後天気の良い日に山へ入って1週間以内位に採取してくださって発送してくださるタイプの発送が多い。

 採取したくても公園の共有物なので取れなかったりする我々都住まいには有難いサービスである。出品が盛況なのを見ると需要が高まっていることが分かる。

 荒神の松を台所に活けてたまに食べたりしているが、恐るべき生命力で秋場、油の載った松の小枝は以上一ヶ月経っても枯れないのには驚いた。直射日光が当たらない涼しいなの条件があるのか錫の剣山に刺しているからなのかわからないが、日持ちするし、一本150円で買えたのでお財布にも優しい。デトックスに葉を噛んでいる。新鮮なものは美味しく感じる。

 アトピーが西洋医学で治らず悩んでいる方やその家族や友人の方は潜在的に沢山おられます。著者は松の実種子で皆良くなってもらいたいと考えていた人で、農学博士の鹿山と協力して、エビデンスや特許取っておられる点や、松種子を考える会を発足して、人々に広めようとしている点を考えると、一読すれば著者の意に沿う事になってもし改善するきっかけになれば良いし、実践しなくても、日本古来の樹木である身近な松が有用な樹木だったと知れば、松の樹木対する敬意と木を斬ってソーラーパネル等創り、売電するより、松の樹木を育てて、松葉茶を作って売った方が良いと分かる人がいるかもしれない。色んな意味で是非読んでみたい本だ。

また読んだら報告します。

一つ書いていて気付いたことがある。興味の向くままに書いていたら、神様が願いを叶える情報をに導いてくれたのではないかということだ。先日神社で知人のご家族達の健康と富をお願いしてきた。そのなかにはアトピーで治療している人が2名含まれる場合だった。

 私はどうにかしてあげたいけど、自分で同仕様もないことの場合、心苦しさだけがつづくので、何時も、神様にお預けしに行く。神前でお祈りして、二礼二拍手一礼し立ち去るとその思いは、聞き届けられ、もう私が、心配する必要のあることではなくなる。心も軽くなる。

 それでこの情報に導かれた。先日もアトピーに効く飲尿療法についての動画に気付き、シェアしたら喜ばれて嬉しい気持ちになった。今度あったらこの五葉松の松の種子オイルについての情報も提供して、お役に立ちたいと思っている。いや身近にもアトピーではないが病に苦しむ人がいるではないか。来年はよくこの本を読んで良かったら試して見てもいいかもしれない。

いやいやいきなり種子オイルとは手を出し難い。
ここは正月用の松飾りや、荒神の松から松葉を頂戴しましょう。
毎日噛んで、オイルを濾し取ろう。
なかなか美味しい。
苦みと旨味と甘味がある。
松種子のオイル含まれるピノレン酸はオメガ6脂肪酸にカテゴライズされる。
これが強固に結合する分子構造を有しており、協力なオイルとし体内の脂肪悪いオイルをデタージェント的に打ち負かし、オイルを持ってオイルを制する的な働きを、見せ、その結果、様々な健康効果を及ぼすらしいというのが大まかな内容のようだということを発見したのだ。読んではいないが大まかな説明を拝読した。
確かに、レンジフードクリーニングについたしつこい油汚れはオレンジオイル等の更に強力なオイルで落とすし、石油化学製品から出来た化粧品はクレンジングオイルで拭き取る事できれいになる。
最近は糖尿病はハチミツのフルクトースを持って治すという、本を読んでいる。読み途中であるがそれに通ずる理論である。
毒を持ってして毒を制する、ということだろうか。
効くには大量に松種子が要りそうであると予想されるので、ちょっと手を出し難い。
しかし台所に生ける松葉を朝摘んで噛むのは乙な行事となっている。
思えば松葉に銀杏を刺して正月お重に飾ったするではないか。
ご馳走を食する正月に脂を解毒することはなんと理にかなっていることか。
昔人はもっと松葉身近に食していたに違いない。
今後は松も日本列島にある文化としてますます注目されるはずだ。




 





 

















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