8月15日(自信)

突然だが私にはどうにもこうにも自信というものがない。
どれくらい無いかというと、それはもうまったくの0だ。言い切れる。

私の頭の中をかぽっと空けて逆さにしてシェイクシェイクしたって自信はきっと1gもでてきてはくれないだろう。

でもそれは当然といえば当然のことなのだ。
だって私って顔も体形も下だし、知力も体力も下。
見た目もだめだし中身もだめってそんなんただの絶望だ。
だから世の中が怖い、男の人も怖い。それ以上に生きていくことが怖い。

私みたいなチンチクリンが胸を張って生きていいわけないから、
もっと素晴らしい人にこの道を空けなければいけないと思う。

私は誰の邪魔にもならない場所を
誰にも舌打ちされることのない道を
静かに歩いていたい。

たとえば、かわいい人が目の前から歩いてきた場合、
私は私のすべてを強く否定されたような気持ちになってしまう。

かっこいい人とすれ違ったときは心の中で謝ってしまう。

「美しくなくてごめんなさい」

美しいことが絶対条件のこの世界に醜く育ってしまった
これはれっきとした罪だ。

ただの私の陰湿な思い込みかもしれないが、
醜さは罪ということを、きっと誰も強くは否定できない。
少なくとも女性は。

他者と比較されることが絶対のこの社会では、
外見の美しさは勝利をつかみ取るための必須科目。
その科目に落第した場合様々なことで傷ついて生きていくことになる。

例えば、小学校の席替え。
美しくはない私の隣に座った男の子の反応が、表情が、声色が、鋭い刃物となって私の体に突き刺さった。
痛くて悲しくて泣きたかったけど、泣きたいのはこの男の子なのだ。
そう思うとむしょうに申し訳なくなる。だから謝る。
何の脈絡もなく謝るのはさすがにきもすぎるので心の中で。

「ごめんなさい」

あとは、サークルの飲み会。
かわいいあの子の周りは、かわいくない私の何倍も人であふれている。
そんな当たり前の事柄に傷つくなんておかしいけど、やっぱり悲しい。帰りたい。
けどそんなことで帰ったってしょうがない。
空気を壊すなんて怖くてできない。

私ってなんて情けないのだろうか。
それにプラスして弱虫で、ひねくれもので陰湿。それでもってすぐに傷つく。

自分が傷つきやすいだけならまだしも、
自信がない人間には
自分の周囲の人間も傷つけてしまうという困ったところがある。

「好き」と言ってくれる人に「なんで?」と返す。
好意を、優しさを、愛を疑ってしまう。
そのことの愚かさに気づけてはいるものの、信じることはけしてできない。

「なんで?」「もっと他にいい子がいるのに」「私なんか」「そんなのおかしい」「うそでしょ」「いつかいなくなるんでしょ」「信じられない」

傷ついてきた経験を武器に、大事にすべきはずの人を傷つける。

このままでいいはずがない。
でもどうすればいいかわからない。
私は私を肯定することができない。

いやこれは確実ににっちもさっちもいかない案件いや泣いた~😂

というわけでどうもこんにちはこんばんは。
文章のふり幅が異常値観測中の肉まん、今日も安定の情緒不安定。

この情緒ユラユラ具合の原因はもちろんマイラブ♡ダアリンことごりちゃんだ。
最近彼の転職が決まった。
そのため私は愚かにも会ったことも聞いたこともない女の影におびえている。
存在すらはっきりしていない者の影を怖がるなんてアホクサすぎる。
義務教育の敗北だ。
未来のことを心配して泣く時間があるなら資格を取るなり働くなりすればいい。

わかってるんだよそんなことは。
わかりながらも怯えちゃうんだよ。

誰かに取られたらどうしよう。
どうやって立ち直ろう。
死んじゃうかもしれない。
いやそれは無いな。
けど辛くて死にたいのに怖くて死ねない自分に絶望して引きこもりになりそ…みたいなちょっと現実的な妄想をしては泣いている。

母に相談したところ「営業系だとかわいい女の子多いよ~」と言われた。
彼女はくだらないことで悩んでいる私をちゃかしたつもりなのだろうがふざけんな。
私の情緒は無事に破壊され大戸屋で大泣きしてしまった。

そんな私に若干引いた様子の母、心底あきれた表情で「あんな男だれもいらないから安心しな」と言って大戸屋の健康メニューである、玄米定食を平らげていた。

私の母はいつだってあっけらかんとしている。
再婚相手に、「子供が欲しいから別れてくれ」と言われたときも一週間くらいうじうじしてはいたが普通に会社に行き普通に飯を食い普通にテレビを見ていた。
「この人しかいないなんてことはないから!ほかにもいるから!世界を虫眼鏡で見てるからダメなのよ!ちゃんと目見開きな!」などとも言っていた。

そんな女が心身ともに健康であることは間違いないが、
私としましてはぜひともその秘密を知りたい。
母が健康に生きているというのに、なぜ娘の私がメンヘラをこじらせているのだろう。

彼氏の浮気や心変わりの心配をして定食屋で泣き崩れるメンタル。
先輩にも友人にも「きめ~w」と言われてしまうこのメンタル。
だれかとっかえっこしてくれ。

私はな?
このメンタルのおかげでな?
生理前はいつだって世界の絶望を一身に背負ったみたいな顔をしなきゃならんのだよ。

うっうっ😢

しんどいよぉ😢

今月はベイビーが宿っていなければ末頃に生理になる予定である。
ジェットコースターストリームメンタルになるのを避けるため
気休めに命の母でも飲み始めようかと思ったが意外と高額だったのでやめた。

社会の貧困層に位置付けられている肉まんが薬的なものに
かけられるお金は一か月あたり2千円がいいところなのだ。

いい年して恥ずかしいが自信も金もない私なのであった。

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