年相応
自分は今何歳だったっけ
30歳をすぎたころから、だんだんわからなくなってきた。
一方で、これまでの人生、ずっと年相応か、それ以上の何か、を目指してきたように思う
憧れのあの歌手は、16歳でもうこんな曲を作っていた
あの人は大学生からギターを始めてプロになった
26歳ならまだ公務員に転職できる
あの人は30歳でもうあんな役職についている
同級生は35歳で会社を立ち上げた
あの人は40歳なのにまだあんな子供のようなことを言っている
年より若く見える
子供を産むなら35歳まででないとリスクが高くなる…
……
誰かと比べて、自分はまだ遅くないことを確認する
自分の可能性がまだ残っていることを確認する
自分の成長や成果が年齢にあっていることを確認する
…
人間には、いつ来るかわからないタイムリミットがある
そして、老いは確実にやってくる
だから、私は私の人生の中で、私の時間の中で、今、できることをやらなくちゃならない
誰かと比べたり、一般的に年相応かどうかは、大して意味がない
大人だって子供のようにめちゃくちゃになってはしゃいだっていいし
3歳だって大人のような思索にふけることがある
大人、子供、何歳、性別、そういう、枠にとらわれないで、私の軸で、どんな人とも一人の人どうしとして向き合って生きていけるようになりたい
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