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江之浦測候所に行ってきた

2021/07/16(金)
小田原文化財団 江之浦測候所 @神奈川県小田原市江之浦
https://www.odawara-af.com/ja/enoura/
はまP

現代美術作家の杉本博司が、自ら構想設計を手掛け、2017年にオープンした施設。
何年か前に写真で見て行ってみたいと思っていたものの、ちょっと遠いし、なかなか足が向かなかったのですが、先日思い立って行ってきました。
嵐のツアーパンフ写真のロケ地になっていたり、ファッションショーも催されたりしていて、ギャラリーとしてだけはなく、芸術文化発信の場として活用されているようです。

チケットは事前予約制で、WEB予約の上セブンイレブンにて発券。
最寄は小田原の先の根府川(小田原駅から東海道線で2駅)。
駅からはシャトルバスが出ています。

杉本博司については、写真家(「海景」シリーズなど)としては知っていて、もちろん彼の写真も展示されているのですが、ここ、「場所」として、すごい行けてよかったです。

夏至冬至、春分秋分の太陽の動きや光を意識的に組み込んだその建築もすごかったですが、相模湾を望む光学硝子舞台もすばらしかったです。
天気が良くて、硝子舞台が空の青さを映し、海と空の境界に溶けるようで、しばらく目を離せずにいました。

時間と自分。空間と自分。
石とか、木とか、手をつくとそこに在るものから、海とか、空とか、風景とか、線とか、境界とか、形がありそうでないものまでも感じられる。
久しぶりにとんでもなく大きいものまで肌で感じて、ドキドキしてしまいました。

晴れの日に行くのをオススメしたいですが、くもりとか、雨でも、違った良さを感じられるんだろうなと思うので、また機会があれば、季節も変えて訪れてみたいなと思います。

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(PHOTO by はまP)

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