2019年はどんな年だったか

2019年は、立志の年だった。志に正解はなく、結局は覚悟を決めて打ち立てるしかないんだけど、思えば2016年にアイセックに入会して以来、3年かけてゆっくり醸成されてきたものがようやくカタチになりはじめた年だった。
2019年は主に三つの分岐点があった。休学、LITALICOフルコミ、障害のない社会をつくる、の三つ。

[1月〜3月] 休学

元々アイセックとエンジニアとの二足のわらじを履いていた。エンジニアとしては最盛期で、月200時間くらいコードを書きつつ、anone,やV-cookを始めとして複数のサービスに携わらせてもらっていた。めちゃくちゃ楽しかった。。。

アイセックは半ば受動的に引退してしまったため、これからどうしようかなぁと思っていた。単位がやばかったので学業に専念しようかと思ったけど、休学することにした。エンジニアとしてのキャリアや、自分が取り組む分野を決めたくて、そのためには一旦単位の呪縛から距離を置くしかないと思った。笑

この頃、関心のあるイシューは三つあった。セクシュアリティ、NPOxエンジニア、障害福祉。
一つ目は完全にanone,の影響だったけど、その世界観にすごく共感していたのでこれからも何かしらの形で関わりたいと思っていた。NPOxエンジニアは、anone,やV-cookとの出会いがあまりにも素敵だったことがきっかけで、ヒーローズの番匠谷と”テックヒーローズ”という事業を構想していた。障害福祉は自分にとって実は目の上のたんこぶのようなテーマで、いつかやろうと思いつつ手をつけていなかった。

障害福祉は自分にとってはなかなか大きなテーマで、サイドプロジェクトでは取り組めないものだったからこそ、逆に休学中はチャンスだと思った。休学中に一旦フルコミしてみて、「これから障害福祉にどう関わっていくか」をはっきりさせることにした。同時に、エンジニアとして腕を磨くことは一旦ストップということになった。

[4月〜9月] LITALICOにフルコミ

4月にLITALICOに訪問した。そのときインターンは募集していなかったけど、「これから障害福祉にどう関わっていくかをはっきりさせたい」ということを伝え、インターンとして雇ってもらえることになった。感謝。

そして、約5ヶ月のインターンを通じて、これから障害福祉に関わる上で礎となる経験をいくつも積ませてもらった。最終的には「障害のない社会をつくる」ことにコミットする覚悟を決めた。

▼LITALICOインターンの記事
休学&上京して長期インターン。「障害のない社会はつくれるか?」にYESと答えられる日まで

[10月〜12月] 障害のない社会をつくる

インターンを終えた後も、「障害のない社会をつくる」を掲げ、障害福祉の分野で活動を始めた。

”セルフブートキャンプ”と称して、自分が作りたい世界と解決策について壁打ちし合う会をanone,のたかひろさんと一緒にやっていたところ、ちょうど11月にtalikiのATMAN PROJECTというアクセラレータプログラムがあり、参加することにした。

まさに今進行中のことだけど、「障害のない社会を、自分で、つくる」となると難易度が爆上がりしたことを身に沁みて感じている。同時に、誰も解決しようと思わない課題にこそ取り組む価値があると信じて、2020年も引き続き歩いていきます。

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