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DDR大宮杯の振り返り

初めまして、MOTTIと申します!
2024年6月に開催された第1回『DDR大宮杯』に参加して来ました。

このような記事を今まで書いたことがなかったのですが、大会に向けての準備や反省点などを言語化・整理する良い機会であること、また、DDRの大会やイベントに興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいという思いがあり、個人的な振り返りをnote記事として共有させていただくことにしました!

ぜひ読んでいただけると嬉しいです!

大会の概要やルール、リザルト等のまとめについてはこちら↓


■大会準備

・本番に向けての練習

大会までの準備として自分が設けることのできた期間は約1か月。この期間内の練習で意識したことは主に以下の内容でした。

①練習に行った際の1クレ目の1曲目・2曲目に必ず予選課題曲を踏む
 ⇒足が動かない1クレ目でいかに安定したスコアを出せるか、の練習

②自選曲のピックアップと練習
 ⇒自選の選定理由は「とにかく自分が光らせられる曲」(曲は後程)

③他選対策として足11~13(ESP,CSP)でヤバそうな曲を一通り触る
 ⇒地力や時間を考えると足14までは手が回らなかったというのが本音
 ⇒足11~13に絞って練習した方が自分の勝率は高い、と睨んでそちらに絞った


・会場の下見

今回の会場であったラウンドワン大宮店さんは、自分が1回も行ったことの無い店舗さんでした。

心配性の自分は「行ったことのない環境でいきなり踏む」というのが凄く不安でした(笑)ので、開催の3日前に会場を下見しに行きました(今回は下見に行ける範囲内だったのでラッキーでした)。

下見の目的は主に2つ。
 ・本番で使用する筐体の感触を確認
 ・店舗さんの設備(トイレや自販機の場所など)などの確認

結果として「ここの筐体はいつもより少し強めに踏み込んだほうがいいかも」「周りの音環境は気にならなそう」「トイレのあるフロアまではエレベーター移動が必須」などの発見に繋がり、当日慌てることも無かったので良かったです。


・当日の朝

本番前にウォーミングアップがしたかったので、当日は早めに大宮に到着し、金筐体のある近所の別店舗さんへ移動。そこで30~40分ほど踏んで体を暖めてから会場に向かいました。

ウォーミングアップは完全にスコア度外視、とにかく体を動かすことだけを目的としました。おかげで適度に緊張もほぐれた状態で会場入りできたので「アップって大事なんだなぁ」と再認識することが出来ました。


■大会本番

・予選

課題曲:<足13>ACE FOR ACES(DSP) (理論値1458)

予選課題曲はギミック、低速、判定難、とムズかしい要素が勢揃い(涙)のA4A。この曲を本番1発勝負でいかに安定したスコアが出せるか、が予選突破を第一目標にする自分にとっての最大の課題でした。

予選のスコア結果(右が自分)

結果:EXスコア 1422(ロス -36点)
順位:20位/34人中(21位ぼへさんとタイ)

結果はなんとEXスコア自己ベタイ。自分にとってはかなり上振れした結果だったと思います。

事前のアップのおかげでよく足が動き落ち着いてスコアを狙いにいけたことが大きかったです。一緒に踏んでくれたさにぃさんにも感謝。

順位は20位で予選通過。さすがにシード枠までは届かなかったものの、自分より格上のプレイヤーが沢山いる中でこの順位は上出来でした。また本戦経験の無い自分にとって「1回戦スタート」は場数を踏めるという意味ではむしろ理想的な展開でした。


・本戦1回戦 vs YUKINEさん

1回戦の対戦相手はYUKINEさん。共に予選突破を目指していたということもあり、両者これが初めての大会本戦。二人ともガチガチに緊張していましたね(笑)。

事前じゃんけんでYUKINEさんはプレーサイド選択権を獲得(2Pサイド選択)、先攻後攻選択権を得た自分は「先に1本取って勢いを付けたい」という意図で先攻を選びました。

●1曲目(自選)
選曲:<足13>Saturn (ESP) (理論値1092)
スコア:1051 vs 991
結果:勝ち

選曲理由:
・大会までの期間内にかなりの回数を踏んできた曲。

・順当に捻るかオプションを熟知していないと厄介な譜面、そのうえソフランもあるので知ってないと対応が難しい。

・あと単純に曲がカッコよくて好き!


自分の武器曲でもあり大会のために練習してきたSaturn ESP。緊張も相まって自己ベには程遠いスコアだったものの奇襲は成功。相手を崩すことができ1本先取することができました。

●2曲目(他選)
選曲:<足11>Bloody Tears(IIDX EDITION) (ESP) (理論値795)
スコア:771 vs 745
結果:勝ち

相手の選曲はいわゆる心臓譜面。「直近で踏んだのいつだ?」ぐらいの記憶ではありましたが曲自体は好きだったので停止箇所をちゃんと覚えていたのが幸いでした。

なんとか2本目も奪取、2回戦進出を決めました。

1回戦のスコア結果(左が自分)


・本戦2回戦 vs えぬびくん

2回戦の対戦相手は言わずと知れた「精度の鬼」えぬびくん。溝の口大会でも本戦常連かつ最高成績ベスト8の猛者。この試合が自分にとってのまさに天王山でした。

事前じゃんけんでえぬびくんはプレーサイド選択権を獲得(2Pサイド選択)、先攻後攻選択権を得た自分は1回戦同様の逃げ切り作戦で先攻を選びました。

●1曲目(自選)
選曲:<足12>天上の星~黎明記~ (ESP) (理論値1122)
スコア:1101 vs 1095
結果:勝ち

選曲理由:
・自選候補の中で最も自信のあった曲。

・後半にソフランがあり低速地帯を光らせるのが難しい曲、また序盤のフリーズ地帯も足運びを間違えるとロスを叩きやすい。

・あと単純に曲がカッコよくて好き!(n回目


vs格上プレイヤー用に準備していた自分のとっておき。ここが勝負所だと判断し、出し惜しみなく投げました。

低速地帯の終わり際で自分がリードしているスコアがチラっと見えたので「絶対逃げ切る」と必死の思いで踏み切りました。最後までなんとか纏めきることができ1本目を死守することができました。

●2曲目(他選)
選曲:<足11>murmur twins (ESP) (理論値996)
スコア:974 vs 983
結果:負け

正直、この場面で足11が飛んできたのは予想外でした。

自分はA3終了時点で足11激鬼ALLPFCを達成していたので「さすがのえぬびくんでも追い込まれた状況下で自分に足11は投げにくいんじゃないか…」と安直に予想していました。

が、ここは歴戦の猛者。3曲目勝負を見越しての選曲はさすがの一言でした。これは完全に自分の想定が甘かったです。

●3曲目(本戦課題曲)
課題曲:<足13>Dance Dance Revolution(X-Special) (CSP) (理論値1167)
スコア:1124 vs 1141
結果:負け

もつれこんだ3曲目。今振り返ると『3曲目の足13エクスぺ勝負』が地力の差を考えると最も避けなければならない形だった、と反省しています。

中盤までは順調だったものの後半地帯で一気にロスを叩いてしまいこれが命取りに。「完全に地力の差が出ちゃったな」といった形で試合終了。

2回戦敗退という結果で自身のDDR大宮杯は幕を閉じました。

2回戦のスコア結果(左が自分)

今更なのは重々承知ですが、こうして振り返っているとやはり色々と考えちゃいますね。

「自選で足13を投げていたら」「もし後攻を取っていれば」などと『たられば』が止まりません。

プロ選手たちはもっと高度な次元でこんな試合や作戦立てを何度も繰り返しているのか…と思うと頭が上がりません。改めてその凄さをほんの少しだけ実感できた気がしました。


・最後に

実は今回の大会で立てていたもう一段階上の目標が『2回戦突破』でした。

目標に届かなかったという悔しい気持ちはもちろんありますが、前向きに言うと「あと一歩で届くところまで来ることができた」ということであり、それは自分の成長だと感じています。

この経験をバネにまたいっぱい練習して色んな大会に出たいなと思っています。

事前の練習に付き合ってくれたりアドバイスをくれた沢山の方々、
大会当日、朝イチから予選まで一緒に踏んでくれたさにぃさん、
本戦で戦ってくれたYUKINEさん、えぬびくん、
主催のわたるさん、
スタッフのメェエエエエスターさん、
DDR大宮杯の会場でお会いした沢山の方々、
本当にありがとうございました!

MFCで優勝を決めたモグごろうさん、
準優勝のBLINKさん、3位のメメントさん、
皆さんマジで凄かった!!
えぬびくん、初のベスト4おめでとう!!

最終結果がこちら

準備期間から本戦まで真剣に向き合ってきたからこそ、めちゃくちゃ楽しかったです。

自分ぐらいのレベル帯のプレイヤーでも大会に出場できる機会があることは本当にありがたい限りですね。

試合と向き合うことももちろんですが大会という場所を通じて色んな人たちとコミュニケーションが取れる、上手い人たちの戦いを間近で見れる、ということは今後のモチベーションに繋がることを改めて実感しました。

楽しい!!

冒頭にも書かせていただきましたが、この記事を読んでDDRの大会やイベントに興味を持ってくれる人が増えてくれれば幸いです。



ではまた機会があれば、どこかでお会いしましょう!

以上、ここまで読んでいただきまして本当にありがとうございました!

MOTTI

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