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音威子府(おといねっぷ)蕎麦

みなさん音威子府蕎麦って知っていますか?
私は初めて知りました。

たまたま立ち寄った青梅の御岳駅前の蕎麦屋
『ぎん鈴』さんで出していた。

北海道の畠山製麺という生産工場から直で仕入れて提供しているのだそう。

東京で食べられるのは二カ所のみという大変珍しいお蕎麦らしい。

北海道の音威子府という小さな村でしか作られておらず、『ひきぐるみ』という製法で作られていて、蕎麦の甘皮も一緒に挽いているので栄養価の高い状態を保った真っ黒い蕎麦になるのだとか。

ちなみに音威子府とはアイヌ語でオトイネップ(濁った川の意味)に由来するそう。

二八蕎麦、十割蕎麦はよく聞くけれども、

甘皮まで丸ごと挽いているということは十二割蕎麦くらいのイメージだろうか??

どのくらい黒いのかというと、写真では分かりにくいが
このくらいである

音威子府そばの天ざる

歯ごたえがしっかりしていて、いつも食べている蕎麦とは別物と言ってもいいくらい味も香りも違うので驚き。少し土の香りがする。

蕎麦つゆも音威子府そばの香りを引き立てるものを使用しているのか食べ慣れている蕎麦つゆより少し甘味が少なく濃いめな感じ。
天ぷらをつけるとまた美味しくて、最後は蕎麦湯と一緒に全部飲み干してしまった。ぜひ温蕎麦でも味わってみたいもの。

残念ながら、今年(令和4年)の8月末には高齢のため工場での生産を終了しまうのでもうすぐ食べられなくなってしまうのだとか。

蕎麦好きの方はぜひ一度食べてみてはいかがでしょう?

四谷にあるこちらのお店でも食べられるようですよ。


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