将棋

ということで、とにかくなんか書いてみようという駄文。需要とか知りませんということで取り上げるのは将棋。


初めて覚えたのは小6の時。当時転校してきた子が我がクラスに広めたのかな?あまり覚えてないけど。

運動神経壊滅してた自分にとって初めてクラスメイト相手に互角以上に戦えるゲームに出会えたんだなあ。クラスに広まって先生が画用紙で盤駒作って放課後に生徒何人かと指すということがあって。その時に当時覚えたてだった矢倉を指したっけ。うまく端を破ったんだけど、終盤が下手すぎて負けたのまできっちり覚えてる。結局先生に誰1人勝てなかったんだけど、自分が1番惜しかったはず。

中学高校(中高一貫校に通ってた)に将棋部なんてあれば迷わず入ったんだけど、あいにく無くって。さすがに自分で創部する根性も無いし。ただ文化祭の時に先生が主催する形での将棋の校内トーナメントなんてのはあった。クラスの出し物なんて一切ほったらかしてそっち入り浸ってた。まあその先生からも前日準備から片付けまで手伝ってくれって言われたしちょうどいい大義名分だけは得ていたし。中高の文化祭は将棋指してるだけの6年間。

大学でようやく念願の将棋部に入部できた。部員の人数少ないせいで、出し物見て回る余裕なくって。結局ここでも学祭は将棋指してるだけの4年間。


こうしてみるとアニメやゲームで出てくるような文化祭らしい文化祭を一切経験しなかったんだなあ。自分らしいと言えば自分らしい。ひねくれるからオススメは出来ない。


社会人になって、一時期千駄ヶ谷の将棋会館の道場に通って、そこで初段までなった。頑張った時期もあった。

ただ、そのうちに野球で現地行く回数増えたり、同人やコス沼に突っ込むようになってからは自然と足が向かなくなり。それでも気の向いた時にアプリの将棋ウォーズだけはやってて、そこでも初段にはどうにか上がれた。

アプリでは指すけど、実際の盤駒で指さなくなって10年以上。やってきたのは今年のコロナ禍。ほぼ全てのイベントやライブが軒並み中止に追い込まれた中、twitterのトレンドで知ったのが「第3回AbemaTVトーナメント」

プロ棋士の団体戦、という趣向も面白かったし、超早指しで1日に何局も見られて目が常に離せないしずっと見ていて飽きない。何より全ての楽しみが奪われた今年4~6月においては週末に放送されたこれだけが楽しみだった。有名どころ以外のプロ棋士の名前さえ覚えていない状態だったけど、盤面に食いついてしまった。

なんだかんだで、将棋が1番長く続いてる趣味なんだなあと今さらながらに再認識。先月将棋カフェに行って、超ひさしぶりに盤駒使って将棋指したけどやっぱり楽しいもんだなあって。野球好きが草野球やるの楽しいってのと似た感覚なのかなあ。

今は強くなりたいっていう欲望はあまりなくて(強くなりたいなら最新型の定跡を勉強しなきゃ、という課題は分かってるw)とにかく楽しめればそれでいいという感覚。自分の脳みそでうんうん唸って考えるのが楽しいという感じ?


AbemaTVさんでタイトル戦に限らず、早指しの朝日杯をガンガン生中継してるのでつい見入ることが増えた。ようつべで棋譜再現なんかしてくれる動画もあるし。プロ棋士の方が直接発信してくれることもすごく増えた。いわゆる観る将にとっては格段にいい時代になったなあ。。。