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そんな道もあったんだな。

いわゆるキラキラした大学生活ではなかった。

小中の同級生のインスタを見て、嫉妬のような感情を抱いた。彼氏や友人と撮ったであろうキラキラした写真に、「これが大学生か」と思った。同じ制服を着て一緒に登下校して、そのうち喧嘩して、もはや友人ですらなかったあの頃が懐かしい。

大学入学直後から最近まで、学内のプロジェクトや研修に参加して忙しなく過ごした。友人たちに「一人SM」とあだ名を付けられるくらい忙しなかった。それで良かったのか、と聞かれたら、キラキラ女子大生に対して嫉妬のような感情があるし、多分良くはなかったんだろうなと客観視している。

色々やってたからって、就活が上手くいったわけではないし、むしろ難航したし、結局自分は何をしてきたんだろうなという気持ちの方が強い。

ただそんなことを言うと関わってくれた人たちに対してすごく失礼なのは分かっていて、それでも自分が選ばなかった道に対してほんの少しだけ後悔の気持ちがあって、いつ消化されるんだろうなと、少しだけ、不安になった。

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