ビーフステーキさんの「蒙古タンメン中本」
すたみな太郎の口コミで大人気のビーフステーキさん
詳細は↑の文字リンクをクリック
コミカルな文章で注目を集める「食べログ小説家」ビーフステーキさんの最新作「蒙古タンメン中本 市川店の口コミ」(2020/10/31発表)について解説していきます。
まず、ビーフステーキさんの口コミの主人公は概ね同一人物(主人公Aと命名)です
主人公A ()内は出典となる口コミ
坊主頭 (中華そば 瓢、ビーフステーキさんのトップページ画像)
大卒の正社員 (すたみな太郎 NEXT 津田沼店)
夜勤あり (しゃぶしゃぶ温野菜 津田沼駅前店)
築30年の木造借家住まい (壱角家 市川南口店)
妻帯者 (様々な口コミに妻が登場、恐らく専業主婦)
犬を飼っている (濃厚煮干し豚骨つけ麺の店)
高血圧を患っている (つけ麺中華そば 渕)
その他時系列
1978年(0歳) 主人公A誕生(うなぎ 和友)
2009年(31歳) 息子が誕生(らー麺 あけどや)
2013年(35歳) 父親が他界(ひさご亭 市川大野店)
2014年時点 祖母が存命(中華そば 瓢)
2016年春 息子が幼稚園を卒園、小学校入学(らー麺 あけどや)
今回の口コミは2020年のものなので、主人公は42歳、子供は11歳ぐらいでしょうか。小説はこの一文から始まります。
妻とくだらないことで喧嘩して、二人、空気が悪いまま駅へ。
妻と喧嘩という鉄板ネタで今回も始まります。
2019年発表の海鮮丼の口コミでは喧嘩後に逃亡していますが、今回は喧嘩後に一緒に食事に行ける程度で済んだようです。
今回は心理描写が多めの小説(口コミ)で、やや誇張気味
「浅はかに注文する」「その注文に困る」という王道パターンで蒙古タンメン中本で北極ラーメンを食べるわけですが、要約するとこの部分で収まります(笑)
辛い辛い辛い辛い・・・・!!!!
暑い暑い暑い暑い熱い・・・・!!!
痛い痛い痛い痛い・・・!!!
(うまい)
うまい!うまい!うまい!
美味さに目覚めたのか完食完飲して伏せ丼までしています。
オチはなかなか激しめ
その後、映画「鬼滅の刃」の上映中に感動と腹痛で大変なことになっちゃって、警察呼ばれて椅子の清掃費用やらなんだかよくわからないことに…結果妻とは離婚の危機…
作中には登場していないですが11歳の子供を連れて映画を見に行ったのでしょうか。腹痛で大変なことになっても椅子の清掃費用ぐらいのことで警察は呼ばれないだろう…という要らぬ点が気になってしまいました。
しかし、全体としてリズミカルな進行は相変わらず
今回も笑いあり涙ありの素晴らしい作品でした
※ビーフステーキさんの新作が発表された場合にはこのnoteで記事化して取り上げます。新作をいち早く知りたい方はフォローをお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?