ビックモーターの不祥事が起きたから、タイヤを確認してみたら、、、タイヤがパンクする前に知っておくと良いことを実体験からまとめてみた

本稿は、以下動画の文字起こしになります。
映像が気になった際は、タイムコードに記載されている動画時間を参考に、動画をご確認お願いします。

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こんにちは

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今回はBIGMOTORと呼ばれる、
中古車の売買をメインに行っている会社が起こした不祥事と

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パンクが起きたときの対応案について、
お話ししたいと思います。

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まず、どういった不祥事であったのかというと、

00:00:15.7500000,00:00:19.3000000
工賃の水増しや保険金の過剰請求のために、

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お客のクルマのタイヤにわざと穴をあけていたということ。

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タイヤは保険が効くことが多いため、客側の負担はないが、

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タイヤ交換の工賃として、1本3000円程度×4本で

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1万円以上のの請求をしていたということ

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このような不正は慢性的に発生していたようで、
今回明るみに出たということのようです。

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今回の穴あけは、
タイヤの溝がなくなるくらい擦り減っているタイヤで、

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いつパンクしていてもおかしくなかったため、
穴空けの対象に選ばれたようです。

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お客へ説明することを考えれば、
十分な理屈になりそうですね。。。

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しかし、保険会社にも何かしらの理屈をもって、
請求する必要があるため、

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写真の拡大率や角度を調整して、
請求が通りやすいようにしていたようですね。

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自分の愛車がこのようなことをされたら、
憤慨していると思います。

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ということで、
私も気になって、自分のタイヤを見てみたのですが、

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助手席側のタイヤに釘が刺さっていました

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誰かが刺したものではないと思いたいですね。。。

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それで、ディーラーに車を持って行ったのですが、

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営業の方から、案の定、保険が効くからという理由で、
タイヤ交換を強く勧められました。

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そこで、タイヤの保険ってどんな保証内容なのか、
改めて、確認してみました。

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まず、BIGMOTORなどの
中古車会社との付き合いのある保険会社は

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損害保険ジャパンや東京海上日動など

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自動車保険以外も含め、
保険全般を扱っている損害保険会社が多いです。

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余談ですが、損害保険ジャパンは、
業界内では、損ジャと呼ばれることもあります。

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特徴としては、タイヤ単独でのパンクだけでは、
補償対象にならないことがあり、

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タイヤ以外の部品の損害やタイヤ盗難などが対象ですが、

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保険適用後は、等級が下がります。

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一方で、ディーラーで進められる保険もあり、

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日産でいうと、
日産フィナンシャルサービスが提供する保険もあります。

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こちらの保険の特徴は、

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先ほどお話しした損害保険会社の保険に加えて、

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日産独自の補償を受けられ、

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タイヤ、ドアミラー、ガラスなどの
限られた部品のみになるものの、

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保険期間内に1回までの使用であれば、
等級を下げずに保証を受けられるというものです。

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さらにもう少し説明を加えると、

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タイヤの保証は、走行時やいたずらなどの
タイヤパンク時の修理や交換費用を補償してくれます。

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通常、走行時での補償については、
損害保険会社では補償してくれないため、

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メリットとなりえそうですね。

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ということで、メリットの多さから、
日産の保険に加入していましたが、

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実際にタイヤのパンクを起こしてみると、
悩ましいなぁといった感じでした。

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まず、日産の保険では、タイヤ交換費用として、
最大20,000円までの保証で、

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そのときの自己負担額が2,000円発生します。

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なぜ、自己負担額が2,000円発生するのかが、
わけがわからないですが、

00:03:24.6333333,00:03:30.1500000
それ以上に困惑したのが、
パンクしたタイヤ以外も交換することになるということ

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1つでもタイヤがパンクして交換することになった場合、

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例えば、助手席のタイヤがパンクしたら、

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運転席のタイヤも交換しないと、安全面で問題だということ

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数ミリとはいえ、片方だけタイヤを新品にしたら、

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タイヤの溝の高さも変わってしまうため、

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危ないということですかね

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実際に今回のBIGMOTORの件を振り返ってみると、

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1つのタイヤだけパンクさせて、

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結果的に、パンクしていないタイヤ含めて、

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タイヤ4本分の交換をさせています。

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つまり、何が言いたいのかというと、

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日産の保険で設定されているタイヤの補償額20,000円は、

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タイヤ１本分としては、十分な金額かもしれないですが、

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タイヤ４本分での交換を考えると、
自己負担額が数万円レベルで発生します。

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ディーラーで、営業の方から、

00:04:22.4166666,00:04:25.0333333
「パンクがあったのでタイヤ交換しましょう！」

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「保険も効きますよ」と言われましたが、

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クルマがないと仕事で困るので、
その場で決めないといけないという状況になると

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その場判断で、ユーザーにあった適切な選択は、
難しいと思いました。

00:04:38.5666666,00:04:41.3833333
私の場合は、営業の方ではなく、

00:04:41.3833333,00:04:45.5500000
工場の方と直接お話をして、タイヤ交換ではなく、

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タイヤ補修でも走行上問題ないことを確認したうえで、

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タイヤ補修を選びました。

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刺さっていた箇所は、タイヤの溝のあるトレッドパターン部

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今回、BIGMOTORが穴を空けた位置も、
タイヤのトレッドパターン部でした。

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余談ですが、どうやら、トレッドパターン部であれば、
釘がタイヤに刺さっても、タイヤ交換せずに、

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タイヤ補修だけするだけで、
走ることができることもあるようです。

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このときのタイヤ溝は5.5mmでしたが、

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今回のBIGMOTORから被害を受けた
車のタイヤ溝はどうだったんですかね

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心配な方は必ずタイヤ交換お勧めです

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BIGMOTORのような不正への一時的な対策として、
参考にしてみてください。

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また、タイヤ側面部に、細かい溝がありますが、

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この溝が完全になくなったり、釘などが刺さると、
タイヤ交換が必要になります。

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どんな場合でも、
タイヤを補修できるわけではないということです。

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この横溝は、タイヤがパンクして徐々に空気が抜けていくと、
タイヤがしぼんで横溝が地面に接触することになるので、

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削れやすくなります。

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タイヤがパンクしていないか、今一度、
ご自身のお車で横溝チェックしてみるのはいいかもしれません

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しかし、今回の不祥事の件について、

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まだよくわからないこともあります。

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保険会社はこれまでどういった理由で、
BIGMOTORからの請求を受け入れていたんでしょうかね？

00:06:14.0333333,00:06:18.4000000
いたずらを理由にしていたとしても、
いたずらされたという証拠もなく、

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受け入れられるものなのでしょうか？

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また、タイヤのパンクだけで保険を使うユーザーも
どれほどいるのでしょうか？

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等級が下がるのを嫌がって、
自己負担している方も多いのではないでしょうか。

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細かいところまで詳細が明らかになることは、
ないかもしれませんが、

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今回の件から、きっと保険会社は、

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補償内容の改定を行うはずです。

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補償範囲が厳しくなったり、補償金額が減ったり、

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あるいは、月々の支払額が多くなることも想定されます。

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最終的に、ユーザー側の負担が大きくなることで、
今回の不祥事が終わることのないように、

00:06:56.7333333,00:06:58.1500000
要チェックですね！

00:06:58.8000000,00:07:00.2166666
今回は以上です

00:07:00.6666666,00:07:01.5833333
ではまた、