オーダーメイドについて思うこと

先日、京都のブランドRainmakerさんにオーダーメイドをお願いしてきました。

お願いしたのは、

•ノーカラージャケット+スラックスのセットアップ

•グレーのチェック柄のジャケット＋スラックスのセットアップ

の2つです。

自分は肩幅が広いため、ジャケットを購入するときはサイズが非常に悩みます。

身長や体型的にはMサイズなのに、肩幅がありすぎてキツイ。肩幅に合わせてLにすると着丈や身幅が余る。

ならLサイズを購入して着丈や身幅をお直しすれば！....でもジャケットのバランスが崩れてしまう。(特に着丈を短くするお直しはかなり失敗しやすい)

となると、オーダーメイドしかないかなというふうに考えた訳です。

オーダーメイドをやっているお店を10店舗くらい探し回りましたが...どれもなぜかしっくりきませんでした。

というのも、それらのお店が作るジャケットはどれもビジネスや冠婚葬祭で使われるのをメインに作っていたからです。

そういったものをメインに作っていると、こちらがどれだけカジュアル用をお願いしたとしても、どうしても礼服寄りになってしまう気がして、気が進みませんでした。

そこで、私服としての服を作っているRainmakerというブランドさんにオーダーメイドをお願いしたという訳です。

実は今回のオーダーメイド、Rainmakerの今季のコレクション(2019AW)のセットアップを、それぞれ自分のサイズに合わせて作成してもらうという流れを踏んでいます。

そもそもサイズで悩んでいるだけで、市場に自分の気にいるデザインがない、というわけでは無かったので。

好きなデザインの服があるのに、サイズが合わない。そのブランドはオーダーメイドをやっていない。そして他のオーダーメイド店で同じような服を作ってもらうのもかなり難しい。

でももしブランドが、そのブランドで自分の気に入った服を、自分のサイズに合わせて作成してくれれば...そういった悩みって解決されるような気がします。

もちろんオーダーメイドなので割高にはなると思いますが、それで自分の望む服を買えるのであれば、需要はかなりあるのではないかと思います。

オーダーメイド専門店ではなく、アパレルブランドがオーダーメイドをやる、それに対する需要ってかなりありそうな気が。

ジョンローレンスサリバン  、Kazuyuki Kumagai、ヨウジヤマモト、soe、Sacai、Kolorなど、デザイナーズブランドがやってくれると嬉しいんですけど(笑