ジミヘンとクラプトン
この記事は僕がクラプトンファンだから
クラプトンを贔屓してる…
といった事は全くないです。
それでは本題へ
ジミヘンとクラプトンを比べてジミヘンが
本物だ!
クラプトンなんてヘンドリクスの足元にも
及ばない!
とか言う人の意見や雑誌の記事を何回も
見てきました。
有名なエピソードが、
クリーム時代のクラプトンとセッションした
ジミヘンがクラプトンに対して
「おまえはベースでも弾いとけ」
とディスったという話。
そんな事言われた➕ジミヘンの圧倒的な
ギターを見せつけられクラプトンがステージから
逃げ出したってエピソードというか都市伝説。
これは多分、嘘や。
売れてるクラプトンをおもしろく思わない
音楽評論家とか逆張りしたいひねくれた
古いギタリストとかが捻じ曲げて作り上げ
られていった幼稚な憶測というか決めつけ
なんやろうとめちゃくちゃ思う。
俺はクラプトンなんか聞かないよー
ロックギターはジミヘンが最高!
ブルースも本場のアメリカの人達しか
胸に響かないぜ!
っていう姿勢がカッコいいと思ってる
だけの痛い奴らがいかにも言いそうな
妄想なんや。
まず…
ベース舐めんな。
ジミヘンほどの才能溢れるミュージシャンが
他の楽器を下に見るような発言しないはず。
そして現在に至るまでのクラプトンの
動向や性格を考えると、逃げ出すなんて
絶対にない!
クラプトンは素晴らしい才能を絶対に
見逃さない!
讃え、尊敬し自分の活動に巻き込む。
だからクラプトンはジミヘンの演奏を
見た時心底喜び、めちゃくちゃテンション
上がったはず。
ほんで「おまえはベースでも弾いとけ」
って吐き捨てた相手の曲カバーするかよ!
そう、ジミヘンはクリームの
「sunshine of your love」を
自身のライブはもちろんテレビ出演した
時でさえ演奏してる。
ほんでクラプトンはジミヘンの
「リトルウィング」をカバーしてる。
自分の事ボロカス言ってきた奴の曲
カバーするかよ!
お互い絶対に尊敬し合ってたはず!
じゃないとこんな写真撮らへんやろ!
2人は親友やったんよ、きっと
そしてジミヘンは27歳で亡くなっている。
クラプトンはジミヘン亡き後も第一線で
やってきた。
ジミヘンはもういない。
その時点で比較するのは無理。
アコギで売れたクラプトンは嫌いって
言う奴いっぱいおるけど、
もしジミヘンが生きてたら?
ギター捨ててハンドマイクでラップ
やってたかもしらんやんけ!
それは極論やけど、絶対ジミヘンも
変化してたと思うよ。
時代と共に変わりその都度新しい音楽を
突き詰めていたと思う。
ウッドストックでやってた
ギュインギュイン唸るような破壊的な
演奏で留まるような器の小さいミュージシャン
じゃないて。
というわけでジミヘンとクラプトンの
都市伝説。
これは逆にいうと神格化しすぎ。
実際クラプトンもジミヘンもビートルズ並みに
売れてたわけでもないし、これから!
っていう時やったわけで…
そんな時にお互い出会えて
嬉しかったんやと思う。
ギタリストのお友達ができた!
って感じで。
ただそれだけの事やったんよね。
でもそういう単純なのが一番カッコいい!
ジミヘンは今もクラプトンの心の片隅に
居続けてると思います。
それはライバルとしてではなく
大好きな友達として。
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