陽性と宅配サービス

2月中旬にコロナ陽性になった。
たまたま職場で出た人がいて、ついでに検査をしたらプラスだったよって感じ。
なんの自覚症状もなくて驚いたが、それより前日まで会っていた友人たちに申し訳ない気持ちが押し寄せた。
すぐに連絡をして事を説明すると友人たちは揃いも揃って笑いながら大丈夫だよーなんて返答がくる。そして翌日すぐに検査をして陰性を証明してきたのだ。なんて強い抗体の持ち主たちだろうか…

かくして2週間強の自宅療養に入る。症状も軽くほぼ無症状だったためひたすら布団とこたつでゴロゴロし、スマホをいじり、惰眠を貪り、ご飯を食らうという人類で最もやる気のない底辺の人間生活を送るのであった。今振り替えるも14日間何をやっていたのか思い出せない程薄い日々である。

そんな中、外にも行けないためウォルトの利用を試みる。アプリの中を見ると各ファースト店を始め、美味しい有名店やデリバリー専門店なんかもある。それにコンビニ、ドラッグストアー、スーパーまでも利用できるとは!!
手始めに味の保証が出来るマクドナルドを注文。少し割高になってしまうが手軽さがなんといっても魅力的である。
はじめて食べたサムライマックは身体中の血管をジャンキーな油で包み、ポテトの中毒症で手は止まらなくなり思わずビールを飲んでしまった。
今の時代、自宅療養で過ごすことになり誰にも頼れない状況もあるかと思う。ウォルトで手軽に美味しいものを便利に家まで運んでもらったり、日用品を届けてもらったりとありがたいシステムがあるもんだと感動した。

コロナ自宅療養から解除になって1ヶ月も過ぎたわたしは未だにウォルトの闇に落ち続けている…