初心者さんに送るゲーミングPCの選び方、調べ方。その1
コロナ禍による引きこもり需要、PS5の入手困難によってゲーミングPCへの関心は今までにない程大きくなっていると感じます。
しかし、PlayStationやSwitchのようなゲーム機と違いゲーミングPCの種類は多岐にわたります。そして粗悪な物も存在します。
どれを買っていいかわからない、どこで買えばいいかわからない。そんな方へ届いてほしいと思います。
選び方
どんなPCが必要でしょうか?
基本的にやりたいゲームタイトルの要求スペックと予算でだいたい決まります。
そして2つの条件が合致する必要があります。
ネットでそのゲームをやるのにオススメのスペックを調べてみましょう。だいたい見つかります。
スペックについて
PCのスペックについて解説していきます。
ローエンド
ミドルスペック
ハイスペック
ハイエンド
4つに分けていきたいと思います。
・ローエンド(エントリーモデル)
廉価グレードで組み合わせます。
予算は22年春で12万円台くらいからが目安となります
CPU intel i3-12100など
グラボ RTX3050、RX6500XTなど
軽いゲーム(LOL.VALORANT)や話題の新しいゲーム(APEX.FORTNITE)をそこそこ快適にプレイできるレベルです。
現状PS5の方が高性能ですがFPS制限が無いことやPC専用ゲーム、高性能でなくても快適に出来るゲームなど需要は高めです。
欠点は長く使えない可能性があることです。2〜3年でグラボがポンコツ扱いされ始め、話題の最新ゲームを快適にプレイ出来なくなるなんてことも起こりかねません。
・ミドルスペック
いわゆるコスパの良いパーツで組み合わせます。
予算は22年春で15〜16万円からとなります。
1番需要と人気のあるスペックです。
CPU i5-12400やRYZEN5600Xなど
グラボ RTX3060やRX6600XTなど
ほとんどのゲームを設定しだいで快適にプレイ可能です。PS5と同等程度になりますがオンライン対戦などではFPS制限のないPCの方が優位に立てるようになったりします。
また、ある程度高性能なため2〜3年は安定してゲームを快適に楽しむことが出来ます。4年くらいすると新しいパーツの性能に付いて行けなくなりますが長い目で見てもバランスのいいスペックです。
もうちょっと高性能を!というのであればミドルスペックのなかでも上級モデル(i5-12600Kや RTX3060Tiなど)を選ぶとしっかりとより高性能を感じることが出来ます。
・ハイスペック
上級パーツで構成します。
ここらへんから余裕で20万円を超えてきます。
CPU i7-12700、RYZEN5800Xなど
グラボ RTX3070、RX6700XTなど
重量級タイトルを含めゲームプレイに困ることはほぼありません。
軽量ゲームは高画質、高FPS。重量級は画質を調整することで快適にプレイ可能です。
そしてPS5よりも高性能です。
何気に長期的に見てコストパフォーマンスに優れます。
2〜3年は一線級の性能を誇り、4年を過ぎてもその時のミドルスペックに近しい性能を維持していたりします。
長い目で見ると1番コスパが良いかもしれません。
私は本格的に始める、長い目で見る。というのであればこのクラスが1番オススメです。
ハイエンド
最強パーツで構成します。
CPU i9-12900、RYZEN5900Xなど
グラボ RTX3080 3090、RX6800XT 6900XTなど
価格は30万円〜50万円以上になると思います。
私はこのクラスの物を触ったことがありません。
最強の中の安い方であれば、まだ現実的(30万円くらい)ですが、最強の中の最強のものは一部の変態向けです。
細けぇことはいいんだよ。最高の物を持ってこい!という方が使います。
とにかく最高のゲーム環境を!というのであればこちらをどうぞ。
(何気にRTX3080シリーズはコスパ良くてオススメ出来ます…高いけどね)
このような感じで自分の用途に合ったスペックを見つけ出すのが、まず初めです。
あと、ローエンドに一部ハイエンドのパーツ(グラボとか)付けたらダメなのか?など思うかもしれませんがオススメしません。
性能の低いパーツが足を引っ張ります。1個上のクラスのグラボを付けるくらいなら全然ありですが、2個以上飛ばすのは性能がちゃんと発揮できるのか知識が付くまではやめておいた方が良いです。
そしてグレードアップさせるならグラボ優先です。
今回はここまでにして、次回はどこでPCを買うのかというのを調べることを書いていきたいと思います。
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