ぴー子ちゃん

小さい頃毎週日曜日は祖父が働いていた会社に行っていました。会社は貿易関係なんですが、思いっ切り私物化にしてほぼ動物園にしてました。兎4〜5匹、インコ100匹ほど、カラス、猫、鯉、金魚。覚えてるだけでもこんなにいました。恐らく法的に飼ってはいけなかった動物もいたようないなかったような。その動物に餌をやる為に日曜日に会社に行っていました。

当の僕はさらば森田似警備員と仲本工事似の警備員と遊んでいました。警備員のおっちゃんも僕の機嫌を損なう=祖父の逆鱗に触れる事になるので御曹司みたいな扱いを受けていました。森田似警備員の事をエイリアン呼びしており、会社での僕はほぼ落合福嗣の子供の頃と変わりませんでした。

ある日インコ1匹を持って帰る事にしました。名前はぴー子ちゃん。毎日餌をあげ可愛がっていました。

ぴー子ちゃんはある日を境に居なくなりました。祖父母曰くゲージを開けたらベランダの外に飛んでいってしまったと説明を受け悲しかったけどそう信じていました。

高校生になり姉ちゃんからからぴー子は外に飛んで行ってないと言われ姉ちゃんの事3度見。KOHHの家族のリリックと全く一緒の事がおきました。
真相を聞いて驚愕しました。その当時姉ちゃんと友達が祖父母の家で遊んでおり、友達から「えぐいめっちゃ鉛筆食べんねんけど」姉が振り返るとぴー子は鉛筆を餌と勘違いし差し出された鉛筆をボリボリ食べ翌日死んだらしいです。

今決めました。そいつに腹一杯なるまで鉛筆を食わして殺します。その後俺も腹一杯鉛筆食って自害します。

ぴー子待っててね

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