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志の低いソロキャンパーと朝ごはん

雨でした。

出陣3回目のTCパップテントが豪雨の洗礼を浴びた、記念すべき朝です。

3Dサラウンド雨音で目が覚めた午前6時、テントの中は割と惨状でした(インナーテントなしで設営)。
昨夜座っていたはずのグランドシートは既に泥だらけ、ファスナーからは水滴が滴り、クーラーバッグは水浸し、足元には大きな水溜まり。寝袋と自分が無事なのが奇跡と安堵しつつ、急いで寝袋と荷物を収納して車に放り込み、一息。

……おなかすいたわ。

どんな状況になっても人間腹は減るものです。孤独のグルメは真理のドラマだよなあなどと考えますが、雨のキャンプ場(朝早すぎて入口閉鎖中)に飲食店があるはずもなく。
さらに撤収したところでまだキャンプ場からは出られないので、ここは慌てずに朝ごはんを作ることにしました。

テント外に置いてある焚き火台は当然役に立ちません。なので、ザックの中で濡れずに無事だった最終兵器アルコールストーブをセット、とりあえず湯を沸かしながら食料袋を漁ったら、出てきたのはマカロニ。

マカロニ。。。まあ、茹でれば食えるでしょう。

あとは発見したスープの素を突っ込んで、残っていたトマトと玉ねぎを雑に刻んで入れて、ほどほどに茹でればスープパスタの出来上がりです。
我ながらちょっと映えちゃうんじゃないですか……!?

味うっす!

水多すぎ!

茹ですぎ!

……まあ、そんなもんですよね。雑に作るとこうなるという良い見本です。塩胡椒持参してなかったら朝から絶望するところでした。

そんなわけで水の滴るテントを巨大ごみ袋に突っ込み、自分も水を滴らせながらうっすらはらぺこで帰宅しました。
雨キャンプ自体は、人が少なく静かだし時間がゆっくり流れるしで良いんですが、撤収と後の片付けが面倒なのがマンション住まいにはほんと悩ましい。乾燥機つきガレージに住みたい。ガレージハウスなんて贅沢言いません。

今回の教訓

雨の予報の日は面倒でもダブルウォールのツーリングドームにしよう(タープという選択肢がない)
アルコールストーブは命綱。
塩胡椒がないと料理下手は死ぬ。

みんな、ごはんは計画的にね!!!

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