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【これからの理容室】
理容室は髪を切る場所。
当たり前なことをふと考えてしまいました。
私自身、理容の業について20年経ちます。
言い方を変えると、“理容の世界しか知らない”という事になります。
改めて考えると本当に怖いことです。
私自身、今年、独立をして理容業界ではない方々とお付き合いする事が多々あります。
そして、何も知らない自分がそこにいました。
名刺の受け渡し方、文書の書き方、ビジネス用語etc…。
数えたら“きりがありません”。
本当に理容の常識は世間の非常識なのだと初めて感じました。
考えればその通りで、朝から晩まで同じ人間と顔を会わせ、夜は遅くまで練習、夜は色々な所へ遊び(飲み)にも行かない。休日は疲れて家からも出ない。(※全ての理容師がそうではありません。)
ふと考える事があります。
一般の人には理容室はどのように見えているのだろう。
髪を切るということを一般の方はどのように思っているのだろう。
私などは、どうしても理容業界の目線でお客様を見てしまいます。
お客様目線で考えないとお客様との“ニーズ”がずれて売上も落ちて、結果、お店を潰してしまいます。
当たり前のこと当たり前に出来る。
例えば、掃除をちゃんとする。
挨拶をちゃんとする。
相手への気遣いをちゃんとできる。
まずはこの当たり前を確りとする事。
以外に出来てない理容師はたくさんいます。
理容師じゃなくても出来てない人はたくさんいます。
先ずはここからだと思います。
店舗のあり方もそうです。
男性は本当はしゃべりたいし、ゆっくりしたいはずです。
だからと言って無理に会話をする必要はありません。
素敵な髪型を作る事や気持ち良いお顔剃りやシャンプーも出来て当たり前。
その上でお客様にゆっくりと寛いでいただける空間をいかに作れるか?
これからの理容室は男性の非日常を感じれる癒しの場だと思います(^-^)
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