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破れたカーテンのこと。

娘と私が4月の始まりにコロナに感染しました。
娘は2日で回復。私はその後発熱が続き入院。
入院中に肺炎を起こし、肺炎治療のためのステロイド剤投与後熱が下がったタイミングで退院を希望して自宅療養となりました。
現在も後遺症が残るのですが、少しずつ回復しています。
体が思うようにいかず、家庭内隔離でみんな大変だった時に
我が家の幼児猫がカーテンに登ることを覚え、和室とリビングのレースのカーテンをビリビリに破いてしまいました。
すぐ買い換えたくても動けない。
そこで泣く泣く、とりあえずのガムテープを貼りました。

外から見るとハロウィンの演出のように荒んだ様子の我が家。
娘をはじめ、私もほぼ外に出ないため、ご近所の方とはほぼ会うこともない。

カーテンが破れたままにしておくなんて
(そもそもカーテンが破れるなんて)
私の性質からすると発狂ものです。
でも何もできない。
そんな中、少し気力が戻ってきたので
インターネットオーダーでカーテンを買うことにしたのです。

‥‥…

そこから詳しく書くと長々しくなるので端的に綴ると、注文したサイトがどうやら怪しいところだったようなのです。
しかも既に支払い済み。

今まで、こんなことに引っかかったことなかったのに。
しかもカーテン。
普段の私なら知っているWEBショップでしか買い物しないし、国内メーカーをまず探していたはずなのに。
落ち着いて捜すと、信頼できるお店なんていくらでも見つけることが可能でした。

現時点ではまだキャンセルが完了できておらず、なんとも言えないところなのですが
何よりどうしてこんなオーダーをしてしまったんだろう という自己嫌悪に心がぼきぼき粉々に粉砕骨折しています。

落ち込みついでに色々見渡すと
フライパンの持ち手が壊れたフライパン
ロールスクリーンをつけていないままの脱衣室の窓
リフォーム後に出た木材や瓦礫が置いたまま冬越しした庭(我が家は農場なので、自分で処理できるものは回収を頼みませんでした)

そんなのを毎日目にしていると、どんどん気持ちが落ち込みそう。

とりあえず、もう少ししっかりとガムテープでカーテンを留めました。

いつか笑い話になって、新しいカーテンが目の前で揺れることを願っています。