身体のリズムと、アクションの小話

今日は軽くでww

体には気持ちの良いリズムや反応というものがあると思います。
筋肉を伸縮性のゴムと考えると、伸び切ったところで無理なく返ってくると気持ち良いです。(柔軟性、可動範囲によりますが一般的には)

焦ったり緊張したりして、伸び切る前に筋力で戻したり、別の動きをしようとすると無理が生じて辛そうに見えます。実際にパフォーマンスも優雅ならず、先日も書いた「なんか出来そう」といった動きにならない事が多いです。

ただしこれは、自分一人のパフォーマンスやユニゾンさせて動きを揃えるといった表現をするときに有効です。

(写真撮影イルコさん 
https://mobile.twitter.com/ilkoallexandrof)

逆に殺陣やアクションのように攻防を演じるときにこの手法を使ってしまうと、緊張感のない退屈なものになってしまいます。(芯だけがやるのはあり)

そういった場合には、あえてバランスを崩したり、咄嗟のときに無理矢理にでも間に合わせるような無理な体の使い方をすると、見ていてヒヤヒヤする緊張感のあるシーンを演出出来ます。

(EnbuDoメンバーの宮田しずくちゃん)

モーションキャプチャーに照らし合わせると汎用モーション(みなさんがコントローラーで操作する主人公などの動き)は前者。

カットシーンでライバルや敵との攻防を撮影するときには後者を意識します。

同じアクションでも特にこの二つは得意、不得意が別れるのでキャスティングする際にはコーディネーターの目利きが必要です。

もちろん両方できるに越したことはないですし、一流の方々ははうまく両方を使い分けます。モーションアクターの仕事は「何にでも対応出来る」という器用さを持ってるアクターは色んなキャラや状況を演じられるので強いですね。

良くも悪くもレギュラーメンバーが決まってきます。

では攻防シーン行ってきます。

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