多分、数日で途切れる日記とかメモとか、その①

「こんにちは」と「こんばんは」の狭間の時間帯、17時31分。いや、もうすっかり冬だから、通りすがりの人に挨拶をするとすれば、「こんばんは」が相応しいのだろうな。あいにく、ここは東京の街だから、知らない人には声をかけてはいけないんだ。だから今日も俯いて歩く。白スニーカーの汚れが目に留まる。

はぁ、なんだか緊張して書いている。ここは池袋の古びたビルの9階。コーヒーショップじゃないや、コーヒーラウンジ。食べたことのないケーキをちびちび口に運んで、「もたれた〜」と一息つきながら、今日は晩ご飯抜き!とか誓ってみる。いつまで続くか分からない日記なのかメモなのか。とにかく久しぶりのnote。大した意味はないけれど、年末にかけては会う知人が増えるだろうから、今は何やってるだとかいう話になってしまうだろうから、これといって誇れるものがない今の自分は、こんなところに愚痴を垂れ流してはこれから会う人たちに、「いや、察して」と無言の圧ならぬ無言の鬱を押し当ててしまいたい。だからです。こんな日記かメモか分からないような文章を書き溜めていこうと思ったのは。ヘッドホンから流れるは山下達郎のサンデーソングブック。「楽天カードマン」の広告が今日も元気よく耳に響きます。話は戻るけど、これといった取り柄もない自分だから、文章を書いて、威勢を張って、大きな口を叩いて、せめて自分だけの世界では主人公でいられるように。

とか、なんか鬱々とした感じになっちゃった。大袈裟に書きすぎちゃったけど、全然ひとりでやっています。ひとり、ではないね、ごめんなさい。今年できたことは、髭脱毛です。あとはレコード。もっと他にもあるけれど。髭脱毛は合計で5回やって、それでもまだ鼻下の髭は根強く生えてくるから、次もやりたい。鼻下の毛根を一匹残らず仕留めたい。毛根の単位は"匹"なのか不明だが。

なんか去年も似たような文章を書いたっけな。「今は休戦しているだけだ」とかなんとか言っちゃって。結局のところ、何もできなかった一年を力ずくで無理矢理にでも押し込めて。臭いものには蓋をして、見たくないものは箪笥に放り投げて。かろうじて胸を張って、ハリボテの自分を演じてみる。それはそれで、まだ何かを諦めきれていないという証拠であり、若さ故だと恥ずかしんで言えるのだから。ただ、あと3年もすればそれが「痛い」に変わって、周りからは冷ややかな目で見られてしまったり、それでもまぁ、いいか。自分はよく軽蔑される人間だから。

これ、12月末くらいまで、毎日やっていきたいな。いつまで続くか、肩肘張らずにやっていこう。むしろ今日で途切れてもいいから。

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