とりとめなく

酒を飲んでいる。一人で酒を飲んでいる。金曜の夜とか、土曜の夜とか、酒が飲みたくなる。でも、それは、おそらくは、時間を持て余しているからなんだと。つまりは、暇なんだと。そんな今日は、17:20に退勤してしまったので、やることなく、酒を飲んでいる。

頭に浮かんできた、あれやこれや、を、とりとめなく、書き綴っていこうと思う。誰の日の目を浴びなくとも、誰の目に付かなくとも、少なくとも、自分の目には付くはずだろうから、こんな雑文も、何かの記録になることを信じて、恥ずかしげもなく。

串カツ田中のタレが、ワイシャツについた。たぶん、ニュースエブリィが流れている。最近思っていることですか。なんだろ。分からない。危ない。串カツ田中の激辛ソースをかけようとしてた。そんなん一人で来ているのに、かけるかい。あ、そうそう。今、育児日記を読んでる。辞書みたいに分厚い育児日記を読んでる。寝る前とか、仕事の昼休みとか、育児日記を読んでる。なんでだろう、ちゃんと面白い。どうしてだろう、すごく面白くて。ついつい、手に取ってしまいたくなる。不思議。あとは、仙台短編文学集。これも、面白い。あれなんだよな、どちらも東北が舞台なんだよな。だからっていうものあるけどさ、自分の見慣れた地名が書かれているから、あの辺りねぇ、なんて一人で呟きながら読み進めている。以上。終わった、読書の話。あ、でも、平日はホテルに泊まっているので、日曜の夜に、スーツケースに本を詰め込んで、先週なんてのは、12冊も詰め込んでね、文庫だけでなく、新刊も、あとは辞書みたいに分厚い育児日記を。詰め込み、詰め込み、その半分も結局は読まないんだけど、どうしてかって、月曜の朝に家を出てから、ホテルに泊まって、金曜の夜にしか帰れないから、だからその間に、あの本読みたい!でも帰ってからじゃないと読めない!ってなるのが嫌なんだ。だから、読みたそうだな、って思った本は絶対に詰め込んで月曜の朝に家を出るんだ。読みたい本は、すぐにでも読みたい。なんだろう、本が自分のお守りっていうか、読まなくとも、ずっとずっと側に置いておきたい本ってあるから。近くにあると安心する本って、あると思うんだ。だから自分は、Kindleも買ったけど、そんなものは一切使わず、紙の本を買い漁って、本当に救われている。ありがとう。本たち。

あ、そうそう、川っぺりムコリッタが、めっちゃ良かった。すごくすごく好きだった。俺はああいった映画が好きだ。日本の映画で、日常を切り取っていて、それでも明らかに自分よりも生活の質は低く、(生活の質、なんていったら語弊あるかも)けれども、温かみのある、憧れる、それで核心に迫る、そういう映画が好きだ。全然コメディ要素はないのだけれど、ドラマでいうと、ブラッシュアップライフとか、おいハンサム‼︎とか、ゆとりですがなにかとか、あとはあまちゃんとか、そういった、コメディ要素がありつつも、なんだか核心に迫ってくるような、本質というか、浅い、浅い批評しかできなくなっているけれど、そういった類のものが好きだと思う。

基本的に過去を遡って、何度も何度もなぞりながら生きている人間。戻りたい過去なんていくらでもあった。けれども、最近は、そうは思わない。今の自分に満足しているわけではないが、ちょっとずつ、少しずつ、今に順応してきているのかもしれない。けれども、社会人ではない。どこを生きていて、自分の日常がどこにあるのかは分からない。何を食って生きているのかも、思い出せそうにない。確かに、何かは、食っているはずなのに。

最近は実家にも帰りたいとは思わなくなったな。というか、実家に帰りたい!と思わなくなってしまった。ここ1ヶ月は帰っていないから、そう思っているんだろうな、2週間に1回とかで帰ると、すぐに帰りたくなってしまう。期間が空けば空くほど、会わなくてもいい自分に、というか、一人でいる自分に順応してきてしまうのだろうな。それがいいかわるいかは別として。

キンリードルジ。これは、アヒルと鴨のコインロッカーだ。すっごい唐突。映画、さがす、もよかった。よかった、というか、色々と衝撃的。なんか隣の席に8人席が用意されたんだけど。7名様ご来店です、とか、おい、ふざけんな。うるさくなる。険しくなる。よし、もうそろそろ出よう。7名様なんて、ご来店するな!

もちろん、優しくなりたい。すーちゃんみたいな人になりたい。すーちゃんは、ずっとずっと変わりたいって思っている主人公なんだけど、優しくなりたい、とか、もっといい自分になりたい、とか、でもね、あ、ニュースからは木原さんソラジロウ!飛んだ、あれね、俺からみたら間違いなくすーちゃんはいい人で、優しい人で、人間味に溢れていて、俺はそんなすーちゃんが好き、素敵だと思う。でも、そんな人でも、いい人になりたいとか、優しくなりたいとか、変わりたい自分を思い浮かべていて、なんか、なんか、よかったな。すーちゃんに感謝、ありがとう。

串カツ田中のトイレ、女性と男性に分かれていて、自分は男性の方に入るんだけど、扉を開けて、小便器が2つ大便器が1つとあるんだけど、でも、その、男性トイレを空ける扉にも鍵が付いているんだけど、それって意味なくねぇか。だって、もし、俺が、小便をしたとして、残りの小便器1台と大便器1台は空いているにも関わらず、鍵がかけれちゃうんだぜ、串カツ田中を混乱の渦に巻き込んでしまう可能性すらあるぜ。なんてことを思った。お下品ですみません。

あぁ、俺もなんか勝ちたい。勝ちに行く仕事したい。そんな仕事がしてみたいな。勝ちに行く仕事、熱くなれる仕事がしたい。勝ちにいきたい、なんて柄にもないことを思ってしまった。

たまにこんなことをしていると、触れたくないものにも、酔ったせいで触れてしまって、自分の酔いを覚まさせる。こんなガラクタ書いてどうすんねん、って思う。自分で自分が恥ずかしくなる。カタツムリだったら、顔を出さずに、殻に覆い被さってしまいたくなる。

ちょっと虚しくなってる。酒なんか飲まなきゃよかった。いや、3軒目になんて来なきゃよかった。1軒目でやめときゃよかった。もう若くない、いや、違う。どうせまた明日はニキビができる。酒を飲んだり、揚げ物とかを食べると翌日にはニキビができる。あぁ、嫌だな。なんで3軒目まで来ちゃったんだろ。たいして面白くもない文章を書いて。酒、やめよう。やめよう。やめたい。でも、飲む頻度は週1なんだよな。でも、やめたいな。虚しいもん。またニキビできるし。あぁ、嫌だな。虚しい。悲しくて、酒飲んで、いい気になって、文章を書いたり、いろんな媒体で発信して、その後で急に、虚しくなってしまうんだよな。

周りの方々、結婚したりしてて、人生を着実に推し進めていっている感が半端じゃない。今すぐに結婚したいとは思わないけれど、自分の周りの方々が結婚したりしていて、自分とは全く異なったフェーズにいっているような気がして、経験の幅というか、人生の決め事というか、すごいなって思う。ポカーンと口を開けてその人たちを見上げている感覚。一方で自分は、よくもまぁ、こんな水曜日に3軒目まで来てしまって、それも一人で、あぁ、こんなことやってて大丈夫かよ、とか、惨めな気持ちで萎んでいく。

はぁ、仙台で出会った友達、めっちゃ好きだな。愛している。みんなみんな予想外すぎて、自分が思っている返信とはかけ離れすぎてて、好きだな。ありがとう。なんか、これでも大丈夫かもって、思えてくる。

新卒の研修みたいなやつ、今後の目標は何で、できたことは何で、みたいなものを書いて、上司にフィードバックをしてもらうんだけど、あぁ、前にその内容でけっこう辛辣なフィードバックが返ってきて、俺、けっこう頑張って書いたと思っていたのに、おぉ、マジか!みたいなコメントが付いていて、んで、今回もそれがあって、ついさっき、上司にコメントを求めたっけ。だから、どんなコメントが返ってくるのか、けっこー不安で、今の1番の不安がそれかもしれない。まぁ、小心者なもんで。はぁ。つらたん。

みんねみんな、着実に、人生を、推し進めていっているのかな。それに取り残される不安、なんてものはないけれど、一方で、やっぱりすげぇよなぁ、なんて感じる自分もいるのは確かなんだ。すげぇ。

書きたくないことまで書いた。全部全部、書いたつもりでいる。書きたくないな、と思ったことも、書き出してみた。ちょっと、辛かったけれど。3軒目もそろそろ寿命だな。自分には夢がある。夢だなんて、青臭いなぁ、でも、やっぱり、まぁ、いいじゃん。

うっ、俺、来週、誕生日だ!24歳だ!まだ、かろうじて、若いな。まだまだ若い!なんて言っておきながら、でも毎年、1つずつ歳を重ねていくのだろうな、何者でもないまま。いつになったら、思い描いていたあれやこれやは叶うのだろう、手にすることができるのだろう、思い描いていた大人になれるのだろう。この調子では、だいぶ先だな。でも、自分勝手に、俺はいい大人になると思う。うん、それは思う。けど、それがいつ来るかは分からなくて、たぶん、気づいた歳にはこんなはずじゃなかった、なんてぼやき嘆いていることなんだろうな。そんな自分の今のホーム画面は、こんなずじゃなかったからが人生、真理だと思う。

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