【制作経過報告】2月作曲「Cotton Candy 星野リゾート(仮題)」について(音源あり)~幸せのスパンコールを~
こんにちは!
作詞を担当しております、Anisoninです。
第二回目となりました、詞世界についての記事を書いていくコーナーです。
度々の説明となりますが、この記事では、「祖国朝活」にて発生した楽曲に対して、私が歌詞を考えてゆく様を、文字に起こす内容となっております!
最後に有料コンテンツとして、完成したデモ音源も露出いたしますので、併せてお楽しみください!
「仮タイトル:Cotton Candy 星野リゾート」についてですが、こちらは確か祖国朝活2回目かしら?
まだ芯の凍った冬の朝でしたね、この曲が誕生しました。
作曲時の回顧録記事もありますので、併せてご覧ください!
【曲調について】
明るく楽しい曲で、とっても音がキラキラしていて素敵ですよね。
それぞれの箇所に各々の才能が散りばめられているし、最後のフレーズの伏線回収感(「細胞からうまれ直す」という楽曲の印象的なフレーズが再登場しています!)も最高です。
テンポも、ちょうど快活な時の心の速度、という感じで、どんな時に聞いても明るい気持ちを手に入れられそうです。
結局のところ救われない歌詞を書いてしまいがちなのですが、やはり明るい曲には、それ相応のセリフを嵌め込んでいきたいです。
【歌詞の雰囲気】
サビという定義も難しい曲ですが、跳ねるような印象的なフレーズのところ、そこの軽やかさったら、もう。
筆舌しがたい、このこのうえないスキップの感覚を、歌詞に落とせるのでしょうか。
しかも英語で。
というか、こういう跳ね、音を遊ぶように使う曲は、結局譜割り(言葉の当て置き)に掛かっていて、そういう曲は英語との相性が抜群!!
日本語で作詞する方が、色々考えてしまいそうなメロディーだなあと思います。
英語と音の絡みから意味を生み出していく、というパターンの方法が最適だと思います。
この手法が一番難しいのですが…。
祖国の歌詞で言うと、2月11日にデジタルリリースしたEPにも収録されている、「ゴールデン・タイム」という曲が、上記のような手法で取り組んだ歌詞です。
歌詞の雰囲気については、ちょっと朝活時点で思っていた事があって、曲はズバッと爽快に明るいのだけれども、歌詞はそっちに振り切らない方が魅力かなあ…と考えていました。
とはいえ、明暗で捉えたら確実に明。
個人的に、「幸福」の歌詞にしていきたくて、結婚式とか、そういう幸福が手繰り寄せられた大きな人生のイベント!の色ではなくて、なんか今日普段より調子が良いなあ、普段特別に思えない事が、パリッと色づいて見えるなあ、みたいな。
丸腰のビビッド色ではなくて、淡くてくすんだ感じの色。
そういう類のシアワセ、一種の個人的な幸福論の方が、一般的な幸福に近いような不思議な感覚があるので、そこに焦点を当てていきたいです。
【サビから着想する】
という訳で作っていく訳ですが、題の通り、やはりサビの進行が素敵で、とてつもなく印象的なので、余り普段やらない「サビから歌詞を考える」を実行しようと思います。
「英語のリズム着想×サビから構築」
初めての試みです!出来るのかな。
Tの発音とか、K?C?の感じをリズム良く、音のうえに光のスパンコールを置く感じがいい!
暗号メモ、はじめます。
イッツ・タイム
ウェイク・アップ、ピック・アップとかの「キャッ」になる感じ
チクタクの英語「tick tock」
レッツ~
キャント(キャン・ノット)
まさかのCotton
キャンディーもダサくならなければアリ
テイスト・イット 「ティッ」
イッツ・アップ・トゥー
移動時間を使って色々思いつくままをメモしてみましたが、なんかこれらを継ぎ接げば、幸いに向かう意味が誕生しそうな感じ。
It’s time to wake up and taste it
Can not stand it
Let’s cut it up, as the clock tells us!
(身体を起こして、味わうときが来た
もう我慢できないね
時計の針が示すままに、切り分けてしまおう!)
↑すごく嵌まりそうな言葉を並びたてました!(笑)
Tick-tock, the voice of the body
Pick up each seed we met
The world is full of flowers
It’s up to us!
(チクタク 身体が鳴っている
出会した種をひとつずつ摘まんだら
私たち次第で、世界は花に満ちていく!)
めっちゃくちゃ歌うの楽しそう!(笑)
添削前なので、語幹や意味のところで、全然違うものに改革される可能性は高いですが、一旦1番のサビ歌詞はこんな感じで。
あと何回サビ出てくるっけ…。
A→B→2A→2B→1サビ
3B→2サビ(小)→3サビ(半)→4サビ(レガート)→後奏部
まだまだめちゃくちゃあった(笑)
全貌を眺めると、構成もなかなか面白い曲ですね…。
ひとまず、今書いたサビの歌詞は1番に捧げるとして、その他の部分は、1サビメロを主軸として固めていく方向でいきます!
【続いてAメロ】
スタジオセッションの時のメロディーに、加藤さんのひねりが加わりまして、更にメロディアスな雰囲気に変わっています!
こちらは有料コンテンツにて、改良後のメロが聞いていただけます。
こちらも、サビメロとまではいかないですけれど、非常に飛び跳ねする感じのメロディー・ラインです。
一拍目から歌が乗らないというのもあるし、リズミカルな単語を選んでいきたいですよねえ。
サビの歌詞が、意外とすっきり?というか、「意味」すぎない感じになったので、Aや、遅くともBあたりでは、ちょっと節を効かせていきたい……。
朝は起きたくないし
夜は眠りたくないな
でも仕事はいつもどおり行けちゃうし
Don’t wanna get up in the morning
Don’t wanna sleep at the night
But I can go to work normally
朝のルーティンも熟せて
少しのトレーニングも出来ちゃった
私たちの可愛い日々
Do my morning routine
Have a little training
Our cute normal days
音に嵌まるかどうかは、添削後の感じになってきますが、我ながらこの後の言葉が沸々と浮かぶような、そんな風景が拓きました…!
この後につづくBメロの歌詞は、もう少し「日常」の少しうえ、「幸福」の上積み部分みたいな事を紡いでいって、サビが軽やかな分、濃厚なポイントにしていきたいと思います。
……油断すると、こうやってずっと書き連ねてしまうのですよね。
言葉が生まれる意味を、言葉で書きたてるという事を実行しているので、それはもう文字だらけになってしまうよ。
あくまでも、この作詞コーナーについては、歌詞の全貌、及び完成形態を披露したいのではなく、着想部分や、どういう経緯でこの方向性を採用しているのか、という事を、言語化するに留めようと思っていますので、「Cotton Candy 星野リゾート」については一度この辺で!
気が付けば祖国朝活も4ヶ月間続けていて、曲のストックも10曲を超えるそうです…。
アルバム・リリースに向けて色々動いておりますので、本曲の完成と併せて、今後の祖国にもご期待ください。
【祖国スケジュール】
ライブ
日程:5月5日(日)
場所:西永福JAM
【NISIEIFUKU JAM PRE.「JAM FES 2024」】
ACT:asayake no ato / Aftermaths of the perfect horizontal urban development / WOZNIAK / Keeshond / しろつめ備忘録 / 祖国 / 1inamillion / and more…
ADV¥3,000 / DOOR¥3,500
OPEN TBA / START TBA
チケット予約:下記のアドレスまで「枚数+お名前」を明記の上、ご連絡ください。
motherlandband2023@gmail.com
朝活
日程:5月10日、24日 ※いずれも金曜日。
時間:AM6:30~9:00 ※時間は前後する可能性ございます。
↓生配信チャンネルはこちら↓
https://www.youtube.com/@motherland_band
【有料コンテンツ】「Cotton Candy 星野リゾート(仮題)」デモ音源【音源二つ】
・簡易デモ
ほぼスタジオセッションの通りに作成。
曲自体の生まれた最初の形を確認する意味もある。
ベースとドラム、ガイドメロディーのみ。
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