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高松市議会 9月議会 9月11日

みなさんこんにちは!もてき邦夫です^^
今日の議会レポートです。私の要約メモなので、参考までにということで、正確な情報は議会ホームページの録画や会議録をご覧ください。

個人的なトピックは
学校への「給水機の設置」を引き出した大山議員の質問が良かったです。
橋本議員のミライエの駐車場減免の提案(私も過去にした事があります)は採用されませんでしたが、大事な提案だと思います。


自民党清新会 橋本浩之 議員

1学校プールの在り方と水泳の授業について

(1) 中核市調査の受け止め

教育長:

(2) 文部科学省通知の受け止め

教育長:検討が必要と受け止めている。

(3) 今後の本市の水泳授業に関し、民間事業者を活用していく考え

教育長:まずは必要性が高い学校から検討していきたい。

2高松市こども未来館の駐車場料金の減免措置を、拡充する考えについて

健康福祉局長:
現在1時間までを無料にしている。2時間未満の無料の利用が多い。
イベント開催時には満車による駐車待ちも発生している。
減免の考えはないが、利点を活かし、電車やバスの利用を促す。

3住宅耐震対策事業の現在の状況と、本年度の受付を再開する考えについて

健康福祉局長:昨年度61件に対し、165件。先月上旬に予算上限に達した。
国及び県の補助金を活用した制度。補助を受けられるように、今年度の財源確保に向けて働きかけを行なった。今後も耐震化を進める。

市民フォーラム21 米田 優 議員

1指定管理者の選定について


高松市公の施設指定管理者選定委員会の選定委員に、各分野に精通した人物を入れ るなど、選定委員の構成を見直す考え

市長:
選定委員の構成の見直しを検討していく。
(注:行政用語として、「検討していく」は前向きな答弁であり、実際に進むことを約束したことになります。「調査・研究」という答弁の場合、まだ進みません。)


2被災後の復旧・復興について 本市における、復旧・復興への具体的な体制と取組

総務局長:
社協がボラセンを作り対応予定。候補地について現地確認して備えている。
受援についても受援計画を定めている。
水防本部設置訓練、総合防災訓練を実施。
被災地へ応援職員を派遣。その対応ノウハウを学んでいる。
今後も適切に対応。

3教育について

(1) 香川県公立学校教員採用選考試験受験者の確保

(2) 学校現場の負担を軽減するため、教員以外の人員を確保する考え

教育長:特に、学校生活支援員の確保に努める。

(3) 様々な休暇を取得した教員の、代替教員が配置できていない場合の対応

教育長:教職員定数の法律に応じて、県教育委が配置。
各学校で工夫して対応している。県教育委員会に対し、確実な配置を要望していく。

(4) 運動部活動の地域移行の取組と情報発信

教育長:5月からはコーディネーター5名を配置。実情把握を行なっている。
地域移行の情報を管理職で情報共有。検討委員会の情報もHP公開している。
地域移行への取り組みが伝わるよう情報発信に努める。

(5) よりよい教育環境を創出するために、国に求めている要望

教育長:
加配教職員の拡充を、国に要望している。
引き続き、要望していく。


公明党議員会 大山高子議員

1認知症になっても安心して暮らせる地域づくりについて

(1) ユマニチュードの技法を周知し、介護者や市民全体で支え合う地域づくりを目指す考え

市長:
「あなたは大切な存在」と伝える手法。介護者と心を通わせることで介護負担の軽減にも寄与。ひだまりなど、技法を紹介した際には、参加者の共感が得られている。認知症養成サポーター養成講座など、対応方法の普及に努め、安心して暮らせる地域づくり、

(2) 行方不明高齢者の命を守る取組を見直す考え

市長:
新規利用者数が伸び悩んでいる。衣服に貼るシールについても情報交換している。かがわDXlabでも、検討を進めている。認知症カフェなどで既存事業の周知に努めるとともに、新たな利用者増加を目指す。県警や事業者とも協力し、行方不明高齢者の命を守るよう鋭意取り組む。


2救急隊員支援について

(1) 市民への一般向け救急電話相談――#7119の、普及啓発についての考え

局長:

(2) 連続する救急出場に備えて、救急隊員がコンビニを利用できるようにする考え

局長:現時点で取り組む考えはないが、稼働状況を見極めながら適正に。
(議場ざわつく)


3子供の暑さ対策について

(1) 熱中症について理解を深める教育を行い、その上で、登下校時の日傘の使用を積 極的に推奨する考え(他の子が使っていないから使いにくい。学校が推奨して欲しいという保護者の声があった。熊谷市では傘さし登下校を推奨している。本市でもR4年8月に推奨しているが、浸透していない。)

教育長:
日傘は有効で周知している。熱中症対策ガイドラインを作成し、周知啓発をする。

(2) 学校に給水機を設置し、子供たちの健康と環境保護の両面で効果を発揮する取組 を行う考え(さいたま市、泉南市でも冷水機などを設置している。プラスチックゴミの削減)

教育長:
給水機の設置を検討していく。(*もてきコメント*これは大きな前進)

4障害者など支援が必要な方々への投票環境の整備について

(1) 投票支援カードやコミュニケーションボードの導入の考えと、代理投票制度や投 票支援に関する積極的な周知の考え

選挙管理委員会委員長:
代理投票補助カードの活用はあまりされていない。
利用しやすい内容に見直すとともに、障害がある方が円滑に投票できるように、検討していく。
ホームページの充実とともに、QRコード、SNSなどで積極的に周知。

(2) 投票所での障害のある方に対する支援に関し、投票管理者や投票事務従事者に、 さらなる研修を行う考え

選挙管理委員会委員長:
投票事務研修で説明してきた。より細かな研修でが必要。
総務省作成の資料を活用して効果的な研修を検討していく。

(3) マイナンバーカードを活用した不在者投票用紙の請求について、分かりやすく周 知啓発を行う考え

選挙管理委員会委員長:
ピッタリサービス。出前授業などで周知してきたが、広く認知されていない。選挙の便りの記載を工夫し、効果的な周知啓発に努める。

共産党議員団 岡田まなみ議員

1高松港の軍事利用について

(1) 高松港の軍事利用は、自衛隊が戦争を想定しての準備であり、また、今後米軍が なし崩し的に利用することも危惧され、そうすることが戦争への抑止力になるとい う考えは、根本から間違っていると考えるがどうか。

市長:
米軍は参加しない。攻撃目標となることはない。という考え方が示されている。

(2) 国に対し、高松港の特定利用港湾指定の取消しを求めるよう、県に強く働きかけ るべきと考えるがどうか。

市長:
整備効果が期待されるとされている。
取り消しを県に求める考えはない。

再質疑あり。

市長:同じ答弁。
(*茂木コメント*高松市議会では、再質問をしても同じ原稿通りの答弁しかかえってこないことがほとんどです。これは他自治体の議会と比べても、珍しい対応です。)

(3) 政府の行為によって、再び戦争の惨禍を繰り返さないと誓った日本国憲法を、遵 守する立場に立つべきと考えるがどうか。

市長:
平和主義の理念は堅持されなければならない。
引き続き平和行政を推進していく。

(4) 非核平和都市宣言をしている本市として、東アジアの平和構築のために国に働き かけるとともに、東アジアの国々とも、行政や市民レベルでの平和交流を積極的に 推進すべきと考えるがどうか。

市長:
平和市長会議など、働きかけてきた。
平和を語る集いなど、戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えてきた。
引き続き啓発活動に取り組む。

(5) 高松港の軍事利用化と、高松環状道路の関係性

都市整備局長:
整備効果が早期に発現する。
防災拠点計画に位置付けられている高松空港と高松港、朝日港。
現在整備ルートの検討がされている。これらの関係性はない。


2財政問題について


(1) 中期財政収支見通しで示された額と実際の決算額とで、長年大きな差額があり、 信頼性のある予算編成方針とは言えないので、是正すべきと考えるがどうか。

財政局長:
歳入は財政調整基金と繰越金が見込んでいない
歳出は事業の見直しで歳出削減。効率的な執行による不用額。
これらにより、差額が生じるのは合理性が一定ある。
推計はこれまで通り行うが、市民にわかりやすくなるよう注釈で努める。

(2) 財政圧迫の大きな要因である不要不急の大型公共事業は見直し、大切な税金は市 民の福祉向上のためにこそ、最優先に使われるべきと考えるがどうか。

市長:捻出された貴重な財源。今後も市民の福祉向上に向け、限られた財源の効果的な配分に努める。

3市民プールについて

(1) 県民・市民の大切な財産である市民プールの跡地を、県民・市民に諮ることなく、 企業のもうけのために勝手に売却することは許されないと考え、県に市民プール跡 地を売却しないよう求めるべきであると考えるがどうか。

市長:求める考えはありません。

(2) 子供たちのために、市民プールを大規模修繕して再開し、真のにぎわい創出とす べきと考えるがどうか。

市長:再度検討し、R元年度に市議会にも諮った。調査の結果、廃止もやむを得ないという苦渋の決断に至った。再会することは考えていない。

再質疑。財政が黒字があるので、それを使えばできるのでは。大西市長の決断次第。

市長:同じ答弁。


4高松一高生のタブレット端末購入について

高松一高生のタブレット端末購入については、子育て支援策として市で負担すべき と考えるがどうか。

教育長:
生徒所有とし一定の負担をお願いしている。貸し出し用端末も用意している。
県でも保護者負担により購入するようになる。県の動向を注視して、検討していく。

無所属 太田安由美議員

1菊池寛通りの歩道整備について

(1) 市道のインターロッキング舗装の現状と、今後の歩道整備の方向性

都市整備局長:
バリアフリーに配慮した歩道整備に努める。

(2) 菊池寛通りにおける、根上がりや街路樹がなくなった箇所への対応

都市整備局長:
大木化老木化が進んでいる。街路樹撤去が進んでいる。
街路樹の持続可能な街路樹管理計画の策定。
必要な対策を検討していく。

(3) 変圧器の地中化の可能性

都市整備局長:
定期的な管理が必要。漏電の可能性があり、地中化は多大な経費が必要。可能性は低い。

(4) 今後の菊池寛通りの在り方
(ベビーカーや車椅子でも通行しやすいように)

都市整備局長:
歴史的文化的価値がある路線。周辺環境への悪影響を及ぼしている。
中央公園のリニューアル。
地元と。鋭意検討を進めてまいりたい。

2下水道管の整備について

(1) 下水道管の改築・更新による耐震化率

都市整備局長:
全延長の40%が耐震化が終わっている。

(2) 現行の下水道使用料により、事業運営を行う考え(*料金が上がる可能性があるのでは)

都市整備局長:
改築に多額の年月と費用がかかっている。使用料収入が減少しつつあり厳しい局面。
今年度から、下水道事業運営検討委員会を開催。基本計画の見直しに取り組んでいる。
使用料の適正化を検討していきたい。

(3) 下水道管耐震化に係る補助率の引上げ等を、国に求める考え

市長:
処理場・ポンプ場の更新には多大な費用。
今後とも予算の重点配分がなされるよう、国に対し働きかけていく。

3救急搬送困難事案について 救急搬送困難事案件数の高止まりに対して、どのような取組を行っているのか。

(松山市では0の時もある。高松市では329%増の時もある。#7119の活用など情報提供を行なっている。高松まちづくりプラン実施結果に記載されている市民の声に対して、R8年度の具体的な数値設定は考えていないとの回答。脳梗塞、心筋梗塞などは1分1秒を争う。)

消防局長:
〜など、今後も救急車の適正利用が図られるように取り組む。

4子育て支援の充実について

(1) 子育てタクシー
①市内のタクシー会社に対して、全国子育てタクシー協会への加盟を働きかける 考え(「子育てするなら高松市」と市長が言ってから8年。)

健康福祉局長:
実施事業者が減少した。行政講座の受講が事業者の負担になっていると聞いている。
働きかけを行う考えはないが、課題やご意見を事業者に伺う。

②妊婦や子育て世帯がタクシーを利用する際の、補助制度を創設する考え

健康福祉局長:
子どもの医療費助成の拡大、出産子育て応援事業など、経済的支援を行なってきた。産後ケアの交通費なども。
有用とは思うが多額の財政負担を伴うため現在のところ考えていないが、方策について調査研究していく。

再質疑。市町村で柔軟に決めることができる。帝王切開の場合は延長申請をすることは難しい。再度見直しについての考えを。

健康福祉局長:
(ほぼ同じ)利用者のニーズに応えられるよう、柔軟な対応を行なっていく。ご理解を賜りたい。

(2) 子育て短期支援事業の、利用日数の上限を見直す考え

健康福祉局長:
やむを得ない場合、7日を超える場合受け入れ可能なら、必要日数を利用できる。上限見直す考えはないが、調整を図り、柔軟に対応する。

(3) 病児保育制度の、利用料無料の対象を拡充する考え

健康福祉局長:
多子世帯の軽減を図るため減免。
減免対象になっていない生活困窮世帯は利用控えになっている懸念。
生活困窮世帯への減免を検討していく。

(4) セカンドブック事業について検討する考え

教育長:
ブックスタート事業をしてきた。放課後等デイサービスなど読書環境の充実に取り組んできた。
読書に取り組むきっかけとして効果的と認識。
中央図書館のリニューアルオープンを見据え、検討していく。

自民党清新会 杉本勝利議員

1高松市立就学前教育・保育施設の配置等適正化方針について

(1) 少人数における幼児教育の充実

健康福祉局長:
幼児園には幼児教育の拠点。地域との交流。
小規模の幼稚園ならではの行動のしやすさを活かし、人の役に立つ喜び。
少人数の良さを発揮し、豊かな。

(2) 市立幼稚園の一時預かり事業の実施状況と、今後拡充する考え

健康福祉局長:
保護者の疾病や介護のため。段階的に拡充してきた。
担当職員を1名ずつ配置。
1867人の利用。「用事がある時に助かった」などの意見。
園児数推移を見極めながら、事業拡充を検討していく。

(3) これまでの計画における、取組の成果と課題

市長:
こども園への移行を進めてきた。11園となった。順調。
ニーズの変化により、幼稚園の園児数の減少が課題。

(4) 配置等適正化の考え方

市長:
現在、適正化方針の策定に取り組んでいる。
市議会や子ども子育て支援会議の意見を聴きながら、今年度末に方針を策定していく。

2子供等の遊び場を確保するため、身近な公園にスケートボード施設を設置する考え について

都市整備局長:
乗り越える課題が多くある。
関係団体のご意見を伺いながら、比較的大きい公園で、可能性を探っていく。

3デジタル教科書について

(1) 現在の活用状況と課題

教育長:現在利用は4割。設定に時間を要する&操作の不安という課題

(2) 紙とデジタルの併用活用の工夫

教育長:全体構成や関連性を把握しやすいのが紙。
デジタルは視覚的な理解を促し、主体的かつ個別。
一斉では紙、個別学習でデジタルで、などが効果的。

(3) 来年度以降、他教科のデジタル教科書の導入の可能性

教育長:国の動向を注視し、導入の必要性を研究を進める

4成合大橋北側の信号設置について

(1) 現在の信号設置に向けた進捗状況と、早急に進めていくよう国に働きかける考え

都市整備局長:必要な調査が進められている。
交通事故の多発箇所である。早急に安全性と利便性の向上を図る必要がある。引き続き国にはたらきかけていく。

(2) 国道32号から県道三木国分寺線までの、市道の拡幅を行う考え

都市整備局長:
香東川の堤防上に位置する。交差点改良との整合を図り、注視しながら検討する方向で、県との協議を進める。

5高松一高生のタブレット購入に対する、継続的な支援を行う考えについて

(複数の学校から意見が保護者から出ている。教育の機会均等への配慮が必要。高松一高では先行して、自費購入に補助している。全額公費負担が難しくても支援が必要では。継続的な支援についてお示しください)

教育長:保護者負担の軽減策として、3万円を上限に補助をし、貸出もしている。県立高校では、来年度から生徒所有とし、検討されている。県の動向も注視しながら対応していく。

6外国人技能実習生等への生活支援を行う考えについて

市長:外国人住民への支援の重要性は増している。相談支援センターに、行政情報を提供し、県と連携して対応している。
香川国際化推進会議、庁内連絡会議などで、意見交換を行なっている。
本市で生活していく中で顕在化していく課題に。
本市で安心して生活をできるよう必要な支援を行う。

7香川県が行う、せとうち留学に対する学生支援として、県と協働で高校生のための 学生寮を整備する考えについて

教育長:
多様な他者と協働。有用な制度である。現在、県内に5名在籍している。
県教委と情報共有し、対応してまいりたい。

自民党清新会 山下 誠議員

1産業振興について 支店経済の縮小状況を踏まえた、抜本的な対策としての本市産業政策に取り組む考え

(松山が312億6000万円で、高松より2割ほど多い。松山市に遅れをとっているのではという疑いが拭えない。税収決算が、国レベルでは9208億円、6.2%増加しているが、本市は65.6億円。5.9%減少している。高松では低調。産業構造に要因があるのではないか。
法人市民税均等割の調停額は33.6%。大企業の支店。
この先、縮小する懸念がある。四国は全国よりも早いペースで縮小する懸念。
各企業が四国の市場に魅力がないと判断すると、高松から撤退してしまう大きな柱を失う。地元企業の底ざさえと、全国に打って出る企業。支店経済から脱却すべきではないか。
「都市間競争に勝ち抜くためには、本市として後押しすることが重要」「販路開拓や人材確保育成・環境変化への対応」と市長も言ってきた。需要開拓、労働力不足対応など、地元中小企業振興に期待するとともに、さらなる対応が急務。)

視聴:今年度から、海外展開も視野に、中小企業等成長促進事業に取り組んでいる。今後も、ご指摘いただきましたように、必要な対策に取り組むことが重要と認識。
引き続き、生産年齢人口減少を見据え、効果的に展開するように検討していく。


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