スクリーンショット_2020-03-15_7.45.27

現代の業病・「つまらない男アレルギー」とその対応策について

「紹介してもらったカレね・・・うん。いい人だったよ?
優しくて、スタイルよくてカッコいいし、ご飯もご馳走してくれるしさ・・・。
でもね、会わなくなっちゃった。つまんないんだもん。
だって「好きな色はなんですか?」とか聞くんだよ?」

私はこれを聞いて、やりようのない虚しさと悲しみに襲われた。
この友人A子は、「彼氏がほしい!」といつもうるさいので、プライベートで男性を紹介してあげていたのである。
しかし、これはなんたることだろう。

真面目で、優しくて、見た目も良くて、収入もありご馳走してくれる男だって?
全く上々ではないか。
冷静になって考えてほしい、彼に一体なんの不足がある?

その彼は、この年収400万円時代において、30代前半で800万程度はもらっていたはずだ。そこそこのエリートといっても差し支えないだろう。
学歴も高く、育ちも良く、ひと昔前であれば、飛ぶように売れていた物件のはずである。

なのに目の前のこの女は・・・
まあ確かに、可愛くて賢い彼女なので、選択の権利はある女ではあるが・・・
当然のように、そんな上玉のはずの彼を袖にするのだ。
「つまらない」
ただ、それだけで。

しかし、私が彼女を責めることなんて、できやしなかった。
だって私も、つまらない男なんて大嫌いだから。

あまり知られていないのであるが、現代の女たちがすべからく罹患している病がある。
「つまらない男アレルギー」である。
私たち女は、また世の中の男たちはみんな、この業病に苦しめられる、被害者なのである。

「一緒にいて楽しい男」しか、愛せない女たち

現代の恋愛において、最も高い価値は
「一緒にいて楽しい」という感覚である。
これがないと、もうどうしようもない。
女たちは「つまらない男アレルギー」に罹患しているので、

どんなにイケメンだろうが
金持ちだろうが
真面目だろうが

つまらなければ、つまらないという理由だけで、男を無下にする。

では、この「楽しい」とは何か?というと、A子も指摘していたように、基本的には「会話が楽しい」という意味である。
いわゆるコミュニケーション能力・会話スキルの高さが、女性獲得においてモノをいうのが、現代の真実なのだ。

ただの主観的なイメージでないことを証明するために、データも出しておこう。
こちらは、『バチェラーデート』というマッチングサービスにご提供頂いたデータだ。初対面のデートの後に、女性が男性に対して感じた印象のフィードバックアンケートを基に作成されている。

図表1は、「初デートで好感が持てる異性の態度は?」という質問に190名の女性が回答している。黄色ハイライト部分を見てほしい。
「聞き上手、話し上手、会話が弾む」という要素を、ほぼ半数近い44%の女性が重視しているのがわかる。他の要素と比べても圧倒的な数字である。

図表2、3は、
それぞれ「初対面で好印象だった人の、特にいいところ」「初対面で悪印象だった人の、特に悪いところ」を掘り下げたデータである。
黄色ハイライト部分を見るとわかるが、好印象の男性は、会話力や話しやすさを最も評価されている。
一方で、悪印象の男性は会話の内容がダメだと指摘されている。

初デートで女性にいいイメージを与えた男性も、悪いイメージを与えた男性も、その印象を最も左右しているのは、会話に関係する要素である。
このことから、「会話が楽しい=一緒にいて楽しい」という価値が、どれほど異性選好において重視されているか、おわかり頂けたかと思う。

つまらない男アレルギーの女性を落とすには

女性は、「つまらない」と判断した男性を、パートナーに選ばない。
これはもう決定的な恋愛のルールであり、どんなに男性が文句を言っても、しばらくは改変されることのない決定事項だ。
よって、恋愛をしたい男性は、このルールを前提として対策を練らねばならない。
そこで、女性にこのアレルギー反応を引き起こさせないために、男性が取りうるいくつかの対策を示したいと思う。

①会話力の絶対値を上げる。

ひとつめは、単純に会話スキルを上げる方法だ。
私の稼業であるモテコンサルの経験を通じて思うが、
多くの男性は、女性の好む会話ができていなかったり、相手に気持ちよく喋ってもらうためのスキルが身についていなかったりする。
会話にそもそもの苦手意識がある男性は、まずこの会話力の絶対値を上げる努力が必要だ。

楽しい会話ができる人の特徴は、
・伝えるスキルがある
・伝えるネタがある
・聞くスキルがある

この3つの要素が揃っており、それぞれのレベルが高い。
これらを身につける方法は、長くなるのでここには到底書けない。
4月発売の拙書にこってりと記載したので、不安な方はぜひチェックしてほしい(宣伝)。

②自分を「楽しい」と思ってもらえそうな女性にアプローチする

「一緒にいて楽しい」と言う感情を誘発するには、何もお笑い芸人のように、万人を爆笑させる面白さを身につける必要はない。
目の前の女性一人に楽しんでもらえれば、それでいいのである。
最低限のコミュニケーション能力は必要かもしれないが、何を楽しいと感じるかは女性それぞれだ。

馬鹿馬鹿しい話をして、大笑いするのが「楽しい」子もいれば、
自分のニッチな興味の話ができれば「楽しい」子もいるし、
知らない世界の知識をひたすら聞くのが「楽しい」女性もいるだろう。

なので、会話力に自身のない男性の場合、自分が押せそうな「楽しいのツボ」を持っている子にアプローチするのは、戦略の一つとして大いに有効だ。

例えば、基本的にはつまらないけど、
漫画の知識が異常にある男性の場合、漫画好きの子に狙いを定めれば、「楽しい」と思ってもらえる確率が多少は上がるだろう。

自分の面白ポイントを把握し、それを面白がってくれそうな女性の中から、気になる子を探してみるといい。

番外編:アレルギー症状を我慢できる女性を狙う。

「つまらない男アレルギー」は業病であるが、これを克服する女性もいる。
そう、アレルギー症状を我慢しても得たい、もっと優先度の高い何かがある女性だ。

つまり、顔が良ければいいとか、金があればいいとか、医者であればなんでもいいとか、その他のプラス面によって、アレルギー症状を抑え込める女性は存在する。
なので、どうあがいてもつまらない男性は、この業病を克服できる女性を狙うという手もある。
ただし、彼女たちの求めるものを持っていることが前提になるが。

この世は、人類史上はじめての「大コミュ力時代」

異性選好において、「一緒にいて楽しい」という価値が最上位に来た時代は、人類史上初めてかもしれない。

原始時代は、マンモスを倒せなきゃ話にならなかった。
文明が作られてのちは、女性に男性の選択権はほとんどなかった。
しかし、現代は女性が自立し、彼女の眼差し一つで男性を選ぶことができるようになった。

その結果、「楽しさ」が何より価値を持つようになった現代は、まさに男性・・・いや、人類にとって未曾有の時代なのである。

しかしそう悪いことばかりでもない。
楽しさという価値は、誰でも後天的な努力によって身につけられるものだ。
生まれつきブサイクでも、貧乏でも、貧相でも、一緒にいて楽しければ価値を感じる女性はいる。
考えようによっては、こんなに平等な時代はないだろう。
ぜひ男性それぞれが、それぞれの「楽しさ」を武器に、恋愛をエンジョイしてもらいたいと思う。

せっかく、誰もがモテ男になれる時代なのだから。

☆宣伝①☆

データ提供元:バチェラーデート様

・ハイスペック男女限定のマッチングサービス
・週1回、デートをお届け♡
・デートはカフェ指定なので、経済的!

現在、ご利用者の登録が増えて、審査が混み合っているようす。
以下のリンクから登録頂けると、
優先的に審査&1週間の無料体験ができます!興味のある方はぜひ。

男性はコチラ
女性はコチラ

☆宣伝②☆

会話力アップのための戦略もバッチリ解説した拙書
「恋愛資本主義社会のためのモテ強戦略論」
Amazonで予約受付中です!
会話で悩んでる方も、ぜひ読んでみてね♡
試し読みもあるよ\( ˆoˆ )/


サポートありがとうございます!すっごく励みになります♡