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障がい者がスキューバダイビングを楽しむ為に知っておきたい5つの大切な事。

HSA(Handicapped Scuba Association )では世界共通の講習カリキュラムで世界中の障がいのある人達にダイビングを提供しています。
そのカリキュラムはマルチレベル認定といった認定方法をとっています。
障がいの種類で分けるではなくその個人個人が持っている身体的なポテンシャルで何が出来て何か出来ないかを明確にし認定を行います。ハンディキャップの人が出来ない事に対してのみサポートを行います。
日本ではどちらかと言えば全ての事にサポートを行い完全介護状態でハンディキャップの人の出来る機会まで奪ってしまう傾向にあります。
これは日本人特有の優しさなのかも知れませんが時間がかかっても出来る限り創意工夫をしながらハンディキャップの人もサポート側もダイビングスタイルを確立して貰いたいと思います。

ダイビングスタイルは多様性

先天性手足形態異常のあるダイバーは器用に指先を利用して耳抜きを行います。

普段からスイミングなどを行っているので体幹もしっかりしているのでバランスをしっかりキープ出来るトレーニングを行う事で1人でもダイビングは可能となります。

四肢麻痺のダイバーはサポートダイバーが全てコントロールします。耳抜きや器材の操作からスーツの空気の出し入れまで全て2名のサポートダイバーが付き安全を管理しながら行っています。
それぞれの身体的特性をみながらその人に対応したダイビングスタイルを確立させていきます。
次回はフルフェイスマスクを利用した新しいダイビングスタイルをご紹介します。

障がい者ダイビングに関するお問い合わせは
HSAダイビングトレーニングセンター
ダイブサポートシーメイド までお問い合わせください。
0120-006-345 048-814-0900
info@seamaid.co.jpまでお問い合わせ下さい。

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