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かっこいい眉毛の形

どうして日本人男性の眉毛は手入れされているのか?海外旅行先で日本人男性かどうかを判断したければ、眉毛を見よ!と言われるぐらいに、日本人男性の眉毛は手入れされています。眉毛が手入れされた人間=日本人男性セオリーが文化人類学者の間で密かに浸透しつつあります。

それじゃあ、北朝鮮の大ボスも日本人なのかと?と鋭い質問をする人もいるかもしれませんが、それは私にはわかりません。しかし、手入れ眉毛=日本人男性セオリーを適用して、色々な噂を考慮にいれれば、その可能性も否定はできません。

世界中を見回しても、眉毛の手入れ率が60パーセントを超えているのは日本人男性だけではないでしょうか?あなたの知り合いの中から、眉毛をいじっていない男性を探そうとするとかなり難しいと予想されます。いったいこの習慣はどこから来たのでしょうか?

ヤンキー文化が多大な影響を与えたのか?ヤンキーという言葉を日本に根付かせたアメリカ軍人が鏡の前で眉毛を手入れしていることは考えにくい。死と隣合わせの人間がそんなことに時間を費やすとは思えない。

ならば、日本のヤンキーはいったい何に憧れてヤンキーと呼ばれる存在になったのか?それはきっと歌舞伎です。戦後まもない頃の日本人は目の前で、欧米人種を見たことがなかったので、あの肌の白さ、髪の色、目の色から、欧米人=歌舞伎役者という見解に到達。しかし、歌舞伎という伝統芸能の枠組みに組み入れられることを嫌い、当時の社会から嫌悪されていたヤンキーと己を重ね合わせて、ヤンキーという称号を手に入れたのでは?

青少年たちはただの不良というありきたりの日本語だけでは飽き足らずに、何か新しい存在を模索する中で、遠い異国からやってきたヤンキーという結論に達した。ヤンキー達は学校生活というありきたりの日常に嫌気がさし、華やかな舞台でキラキラ輝く歌舞伎役者に憧れたのではないでしょうか?民主主義を戦後の日本に持ってきた米軍も、社会という舞台で活躍しており、歌舞伎役者と同じように、憧れの対象になったのでは?ヤンキーの進化系キャラである暴走族の姿かたちをみれば一目瞭然。改造したバイクや車は、どこか軍事兵器を連想させるし。

だいぶ話が脱線したので、眉毛の話に戻しますと。さすがに小学校低学年のキャピキャピ男児は眉毛の形なんて気にしないと思いますが、小6になってくるあたりからはもう手入れしている、マセたガキンチョもチラホラでてくるでしょう。上のお兄ちゃんなんかがいれば、真似をしたくなるのが人間です。それに、するどい刃物はサムライが持っていた刀にも通ずるものがあるので、眠っていたサムライ性が目覚めるのかも?

何を隠そう、私もその一人だったのでその気持ちはよくわかります。ヤンキー漫画を好んで読んでいたので、ついついきりっとした眉毛に憧れたりしていました。ただ、いきなりカミソリで半分切り落とすという、切ない失敗はくれぐれもしないように。目つきの悪い半眉のかわいくない小学六年生は、私一人の経験だけで十分です。

しかし、男の眉毛はそのまんまが一番です。ゲジ眉であろうと、左右非対称であろうと、ありのままを受け入れてしまいましょう。眉毛を手入れする時間があれば、筋トレでもして肉体美を手に入れる努力をしたほうが上等です。

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