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【22日目】2分の芝居を1日1本、50本書いていくnote 『ガラス越しのバースデイ 』【#てれアクト】

家で1人で、誰でも演じることが出来て、スマホがあれば撮影も配信もできる、2分20秒以内の1人芝居企画「てれアクト ~workfromhomeactors~」
そんな「てれアクト」のための脚本を、劇作家モスクワカヌが1日1本、50本書いていくnoteです。

22日目の脚本は有料noteとして公開致します。
以下にあらすじと脚本の一部を掲載しておりますので、ご参照ください。
記事をご購入いただくと全文が読めるようになっております。

22日目
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ガラス越しのバースデイ

〇登場人物
 人が一名(性別は問わない)

〇あらすじ
 施設の方針で家族面会が禁止となったせいで、「自分は家族に捨てられた」と誤解している祖母のために手紙を書くことにした孫。ケアマネさんの好意で祖母の91歳の誕生日を祝えたこと、マスクは外せなかったこと、またガラスやマスク越しでなく会えるのを楽しみにしていること。大好きな祖母に、それまで元気でいて欲しいという願いをこめて。

〇脚本冒頭

   人が室内で手紙を書いている
   書き終わり、推敲するために頭から手紙を読みだす

 おばあちゃまへ。こんにちは。弥生です。あらためて、先日は91歳のお誕生日、おめでとうございました。2月25日から、施設で家族との面会が禁止になり、私やママが来られないので、自分は捨てられたのだと思って落ち込んでいるとケアマネの堀さんから伺った時は心配しましたが、ガラス越しでもお元気そうな姿を見れて、とても嬉しかったです。

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