【41日目】2分の芝居を1日１本、５０本書いていくnote　『未知とオレとのささやかな遭遇』【#てれアクト】

家で１人で、誰でも演じることが出来て、スマホがあれば撮影も配信もできる、2分20秒以内の1人芝居企画「てれアクト　～workfromhomeactors～」
そんな「てれアクト」のための脚本を、劇作家モスクワカヌが1日1本、50本書いていくnoteです。

41日目の脚本は有料noteとして公開致します。
以下にあらすじと脚本の一部を掲載しておりますので、ご参照ください。
記事をご購入いただくと全文が読めるようになっております。

41日目
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未知とオレとのささやかな遭遇

〇登場人物
　男性が１名（性別の改変可能。その際、語尾などの変更は自由とする

〇あらすじ
　4月28日に配信された「防衛相がUFOに遭遇した時のマニュアル作成を検討」というニュース。過去にUFOに会ったことのある人間が語る、うっかりUFOに会った時の極意と、未知との遭遇の感想について。

〇脚本冒頭

　　　夜、男性が１名。誰かと通話している

男性　４月の２８日にさあ、ニュースあったじゃん。河野防衛相が、ＵＦＯに遭遇した時の手順を定めるってやつ。…マジ、マジで。ヤフーニュースになってた。え、見てない？　なんかアメリカの国防総省が、未確認飛行物体の映像だして、それをうけて日本でも、飛行機とかがうっかり会っちゃった時のための、マニュアル作るって記者会見したって。

男性　いや、まあそりゃ嘘だろって話だけどさあ。でもオレ、正直ちょっとテンションあがったよね。地球もとうとう宇宙人の存在を認めるのか、交流しちゃうのか、的な。まあそれ彼女に言ったら「そんなの、コロナ対策がダメダメなのを誤魔化すためのニュースに決まってるでしょ」的な、すごい冷たい返しをされたんだけど。馬鹿だね、みたいな。や、俺もさ、彼女に言われて、あ、そっかーってなって、いやその発想全然なかったし、すぐ信じちゃう自分馬鹿だなーって思ったんだけど。でもオレさ、ＵＦＯ見たことあるんだわ。