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【32日目】2分の芝居を1日1本、50本書いていくnote 『明かりを落とすな!』【#てれアクト】

家で1人で、誰でも演じることが出来て、スマホがあれば撮影も配信もできる、2分20秒以内の1人芝居企画「てれアクト ~workfromhomeactors~」
そんな「てれアクト」のための脚本を、劇作家モスクワカヌが1日1本、50本書いていくnoteです。

32日目の脚本は有料noteとして公開致します。
以下にあらすじと脚本の一部を掲載しておりますので、ご参照ください。
記事をご購入いただくと全文が読めるようになっております。

32日目
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明かりを落とすな!

〇登場人物
 劇団の主宰が一名(性別の改変可能。語尾などの言い回しは自由に変更可能)

〇あらすじ
 劇団主宰が、10月公演を中止するかどうかで劇団の制作担当と協議している。命と経済の問題をもちだして説得にかかる制作担当者に「命も金も賭けてやってきた」と反論する主宰。「死ぬまでどう過ごしていいかわからなくなっちゃうよ、演劇なくなったら」
(この脚本は31日目に更新された脚本『明かりを消しても』と対になっています)

〇脚本冒頭

   劇団主宰が、劇団の制作担当の人と、公演をキャンセルするかどうか電話で協議している。

主宰 そうはいってもさ、公演は10月でしょ?

主宰 映像配信とかクラウドファンディングとか。

主宰 そんなに無理?

主宰 いや、わかってる、わかってますよ。以前みたいに、通路つぶしてお客様いれられないことはさ。いや、僕はいいと思うんだけどね。最前列だけ席つぶして、お客様いれれば。

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