MIX UP vol.0に参加した話

どうもです。
ニコさん、もとい Nico the NATURALさん(@nico000as)さんが主催していたMIX UPという取り組みに参加した感想を書きます。
興味があればどうぞ。
無かったら帰って下さい。さようなら。
二度と来るな〜!!

MIX UPってなんぞやって話

簡単に説明すると、ニコさんがAPOPの若手(ビギナー〜ミドル層)を中心に声を掛けて、固定のメンバーで毎週バトルしてました。
戦闘狂の集いかもしれん。

アウトプットの場を用意するから、各々自分のダンス力やマインド、バトルムーブの成長の場として活用してくれや〜って感じの認識でしたね。

まあ、この辺はご本人様に訊いて下さい。
結局、各々が何の狙いを持って取り組むかで意味が変わってくる場であったと思うので。

参加してみてどうだった?って話

まずは環境に対する個人の感想から話しますね。一言で表すと部活みたいでした。笑
運動部経験のある人なら分かるかもだけど、レギュラー争いみたいな独特の緊張感があった笑
固定だからこそ「やべ、あいつは先週予選上がってるのにオレ今週も予選上がれてね〜…!」みたいな笑

さっき書いた通り、若手が中心に集められてるので当然お互いの実力が近いんですよね。
それ故にかかる曲によって、さらには1ミスの差で勝敗が逆転するくらい拮抗したバトルになりやすいメンバーだったと思います。

あきばっか〜の(他のバトルでも)の予選で常連チームの数を数えて、残った2枠くらいを若手層で取り合う形になるじゃないですか。
アレを毎週やっていましたね。

だから、お互いに口にはしないけど負けたくない気持ちが強い空間だったのかな〜と思います。

あと、同時に自分自身と戦っていた人が多かったと思います。
この1ヶ月間で新しい感覚を掴もうと色々試して、成功して明らかに進化した人もいれば、片鱗は見せつつも実らない人も居た、って感じでしょうか。

普段のイベントのバトルとの違いはここですね。普段のバトルはある程度完成させたものを持ってくると思いますが、ここにはバトルの場に試しに来ていた人が多かったと思います。
逆に進化を怠った人は淘汰されやすい環境だったとも言えますね。
この書き方だとなんか怖いな。
ギスギスはしていないし、みんなワイワイやってたけど、各々が内側で燃やしている闘志は見えていました。

ビギナー×ミドルの化学反応の話

ニコさんの集めたメンバーで面白い細工がされていまして、

  • 歴5年未満のビギナー層

  • オープンの壁にぶつかるミドル層

と、実力が2段階に分けて集められていました。
『誰が「オープンの壁にぶつかるミドル層」じゃい!全然戦えてるわい!』というミドル層の方が居ましたらすみません。
でも、オープンで戦えていたらきっと呼ばれていません。そういうことです。

これがまた面白くて、ビギナー層の人達はエクリ直前という時期も相まってまぁ〜仕上がっているんですよね笑
5~6月はビギナーの旬の季節ですね。
これがよく実ってるんですよ、本当に。

ビギナー層の子達からしたら、オープンに食らいついているミドル層ひしめく中で毎週予選を上がることに必死だったかもしれませんね。
しかも、ビギナー層の子達はエクリ直前という時期も相まってハングリー精神と集中力がエグい。

逆に歴5年を過ぎてエクリに出れなくなったミドル層の方々は全員オープンという高い壁の前に放り出されて、その壁が高過ぎてハングリー精神を見失いがちだと思っています。
いつの間にか漫然と踊る日々になってしまうケースも多々ありますよね。
(その代わりに見えてくるものも沢山あるので、それが悪だとは考えていません。)

ただ、そこの対比が見えやすい構図になっていて面白かったですね。

ビギナー層の子は格上との戦いで覚醒を見せるわ、ミドル層は下からの突き上げのプレッシャーを感じさせられるわ、よくできた環境でしたね…。

で、お前はどうだったの?って話

MIX UPの名前が見えたからここまで仕方なく読んでくれた人たちへ。
ここから先はさらに自分自身の解釈とかそういう話になるし、割と言葉選びが雑になるので全然ブラウザバックしてくれて構わん。

個人的に得たものとしては今、うっすらバトルで出始めた要素に対して肯定的な人も居るってことを知れたのが良かったですね。

そもそもニコさんにお声がけいただいた時に参加するかだいぶ悩んだんですよね〜。
と、いうのも今はソルエルーナのナンバー最優先で生活していて、まったく自分の練習ができていない状態でして…。

え?言い訳するな?
すまない。
俺はカスだから1つのことしか集中できないんだ。許してくれ、お前はすごい。俺はカス。
それでいい。

要するに毎週バトルに出たとて、それを反省する時間を確保できないのが分かっていて参加するのが、ニコさんにも、他の参加者の方にも失礼なんじゃないかな〜とカスなりに考えていたんですね。
ただ、参加者の中にソルエナンバー生も居て、彼らのムーブを見る目的も込みでカスもダンサーに擬態して紛れ込むことに成功しました。

☆潜入成功☆

実際、毎週自分が進化したかと言われると別に何も変わっていません。
普通にナンバー練とナンバー生向けの補習、そして本番の構成を考えていたら1週間は過ぎていきました。ウケるね。

​────── ウケないか、ごめん。

強いて言えば、元々そういう状況になることが分かっていたので自分は5月の1ヶ月間で何かを得ようとは意識していませんでした。
まず、今年の1月に自分のダンスの方向性をじっくり考えて、2月〜8月の期間で半年間のロードマップを組んでいました。
その計画は崩さず、MIX UPという人目のつく場所でどれだけ出せるか実践してみるか〜という感覚で出ていました。
結構マジで1回も予選上がれないだろうなぁ〜くらいの気持ちでした。

本来は5月時点でバトルで新しいものを出せる状態では無かったのですが、思ったよりは出てラッキー‼️うはは‼️って感じでした。

「出るぞ‼️出るぞ‼️うはは‼️うはは‼️」と調子に乗っていたら初回から普通に予選落ちでした。もちろん予選落ちの集いなるリベンジ予選でも予選落ち。

そこで凹んだかと言うとそうでもなかったです。
出してるムーブの完成度を寿司で例えるとみんなが脂が乗ったサーモンや肉厚なマグロを出してる中で、俺だけきゅうり丸ごと海苔で巻いて出してるようなものでしたからね。

そりゃジャッジのニコさんも
「えっ…⁉️みっち…これまだかっぱ巻きじゃないよ…⁉️しかも、かっぱ巻きだったとしてもネタとして弱いのに…これきゅうり巻いただけだよね⁉️寿司じゃないよコレェ‼️‼️」って言いますよ。
※言ってません

話がだいぶ逸れましたが、要するに未完成品を出していたって話です。

さらに自分を追い込むためにわざと最初のサークルを選んで毎回一番最初に出ていました。
追い込まれた状況で出てこないものに意味は無いですからね。
もう1つの理由は和気あいあいとした雰囲気でみんなで切磋琢磨する空間の中で、最初からボトルスピンを回させたくなかったっていう自己満もあります。それだけです。

それだけで最初に出て丸ごときゅうりドーン!🥒
これが一番いい。(良くはない)

ちなみに参加した3回は全部最初に踊った。
最初に踊るの嫌だよね〜、分かる。
俺もその苦手意識を消すために量で解決することにしたって感じ。

この次の週は急遽、参加したい練習の予定が入ったのでニコさんに許可を取ってお休みしました。

後半の2回は予選は上がれましたが、納得のいくムーブは少なかったので割愛カツ!
やっぱ決勝の「運命」で踊った時が、きゅうりからせめてかっぱ巻きになれてたかな。そんな感じです。
かっぱ巻きが何を指すのかは現場に居た人に伝わればいいです。

意識していたことの話

ここからは割と自我(エゴ)を出していこうかと。
最近、自我の大事さをつくづく感じます。
この話はまた別で。

MIX UPの期間中、常に意識をしていたのは下記の3点ですね。

  • 先のステージを見据えること

  • 常に試し続けること

  • 理性でコントロールして踊ること

まず1つ目の「先のステージを見据えること」ですが、常に何のためにここに出ているのかを明確にしていました。
ぶっちゃけると自分はMIX UPで優勝することは目指していませんでした。
目の前のバトルには自分の思考を巡らせて、作戦を試して勝ちに繋げる立ち回りをしましたが、「MIX UPで優勝したい!」という気持ちはありませんでした。

目先の勝敗に囚われて、先に繋がらないムーブをしてしまうことこそが、その場で勝ったとしても、未来の勝ちを遠ざけていると自分は考えています。
普段のバトルイベントなら目先の勝ちが大事な場面もあるでしょうが、MIX UPは自分の中では違くて、あくまで未来に繋げるための期間という認識です。
そのため、負けてもいい…とまでは言いませんが本当に自分が勝ちたいフィールドはどこかを曇らせないようにして、過去の自分を頼らないようにしていました。
常に目線はオープンに。
これは心掛けていました。

次は「常に試し続けること」ですね。
ここに関してはむしろMIX UPという環境で試せずに安牌を打ちに行く or 置きに行くこと をしているようなら、ここに来る意味は無いと思っていました。あくまで自分の中では、ね。

でも、ここで負けを恐れて過去の自分に頼ってるようだと、この先で停滞し続けるだけだと考えています。ミドルになるまで積み上げてきたもので越えられないのがオープンの壁なのだから、1回勝ちから遠ざかってでも、あの手この手で現状から脱却しないとダメでしょう。

毎回わざと最初に出て踊っていたのも、この考え方から来ていますね。
一番最初ってどうしてもコンディションが整った状態で迎えられることが少なくて、自分は苦手意識がありましたから。

そして最後は「理性でコントロールして踊ること」ですね。
自分は対面と曲によりけりですが、感情むき出しでバトルしてる瞬間が一番生きてる実感が湧きます。
でもね〜、こればっかやってると気持ちよくなれても上手くはならないんですよね〜。

もっと勝ち上がって凄いバトルがしたいなら上手くなるのが一番の近道、というジレンマ。
なので、MIX UPでは常に理性でコントロールしていました。
相手のムーブに対して相手が持っていない要素をどう使って返すか、曲に合わせながらリズムをどう変えるか、全部感覚でなく頭で思考して、バトルに落とし込む。という作業をしていました。
このフローを踏んで、身体に染みつかせて、最終的に感情全開で踊ってもそれが実践できるのが理想だな、と思っています。
そのための準備段階ですね。

ダンスは感覚で踊れ?
うるさいな、それが出来たら苦労しないわ!

決勝2ムーブ目の場面で抑えるのはなかなかストレスも感じましたが、論理で考えた作戦がバシッとハマった時の気持ちよさもありましたね、やっぱり。
そこはルーティンとかの感覚と近いかもしれん。

自分のダンスに関係ないところで言うと、人のムーブには積極的に反応するようにしてたかなぁ。
高め合える環境だったので、自分としては人に対して良いと思ったものにしっかりリアクションするようにしてました。
それが偉いとか、逆にリアクションが無いことが悪いとか無いけどね。

うるさかったらごめん、許して欲しい。
ほら、もう4回終わったしさ。手遅れじゃん?

最後に

MIX UPは終わりましたが、今後も敷いていたロードマップ通りにぼちぼちやっていこうかな〜っと考えています。

そしてここまで読む人は居るのかって感じです。
まぁ、ここの1番の目的は自分のためのアウトプットなんでね。

ニコさんにリスペクトを…!
おつかれさまでした。

そしてありがとうございました。

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