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さよなら2023年

結婚してからの年末年始というのは何だかとても気忙しく、毎年、大晦日には夫と喧嘩したり疲れが限界にきて布団の中で孤独に過ごすことが多かった。年々、年末だとか正月だとか、クリスマスとか、そういうものに自分自身が何か特別なものを感じること自体やめた。子どもたちが楽しく健康でいることとか、清潔な家で過ごすとか、当たり前のことをまぁ世間の流れに沿ってやろう、みたいな気持ちでいる。
そうして心をフラットにすることは感情の起伏にいつでもブレーキをかけられる保険になるけれど、ただ生かされているような気持ちになって結局心が死んでいく。愛だって幸せだって維持するにはそれなりの努力が必要であることを世界は知らない。

2023年、これまでなんとなく続けていたFacebookから少し離れ、Twitterからもちょっとだけ距離をおいた。かつて拝読していたブログの管理者の方が立ち上げたSNSに参加し、オフ会にも参加できた。
今までなんとなく良くないだろうと思っていたけれど配信者の推しができて「推し活」なるものを推し仲間とわいわい始め、なんとなくオフ会したいねぇと話している。

子どもの幼稚園がなかなかうまくいかなかったこととか、夫の会社もうまくいかなくなりそうなこととか、色々あった結果、なんか私1人がこんなに堪えなくてもいいや、みたいな気持ちになり、そうやって少しずつ自分自身がどうしたいかに目を向けることができた一年でありました。

自分自身がどう感じるのか。これがすごく大事だなと思った2023年。自分の数少ない長所として、なんとなく勘が鋭いところがあるだが、その勘を自分で信用してやらなかったので失敗したことが多々あった。
好感、嫌悪感、これはシロだなとかクロだなとか、これは大丈夫だろうとか、こりゃアカンなと思ったら離れるとか、そういう直感的な部分にもっと頼ろうと思った2024年である。

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