宅通をやめた宅通の、宅通についての雑感
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宅通をやめた宅通の、宅通についての雑感

この記事はアドベントカレンダー『ツイのオタク』12/7分の記事です。リンク↓

http://adventar.org/calendars/3324

前日分の1000juさんの記事↓

http://1000hands.hatenablog.com/entry/2018/12/06/000000

始めに

この記事は、筑波大生の圧倒的マイノリティーである『宅通』について、脱『宅通』した私が色々語ってやろうというものである。とんでもない偏見を語るかもしれないから、その手の話が嫌いな人間は回れ右して推しの顔でも見ていてほしい。ちなみに私の現在の推しは↓この子である。

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クッソかわいい。しょうもない記事で人々をヒリつかせるよりこの可愛さを延々語った方が世の為になるのは自明だが、ここはグッと堪えて宅通へのお気持ちを爆発させようと思う。

宅通、その定義

『宅通』についてのお気持ちを爆発させる前に、今一度宅通の定義を確認したいと思う。

宅通とは実家から大学に通う人達のことを指す。その過酷さから宅痛、多苦痛などと呼ばれることもある。ちなみに筑波大生にしか通じない(他大の友人に聞いたら未知の単語扱いされた)。これだけでは実態を掴みづらいので、もう少し細分化してみよう。

始めに『つくばエクスプレス、バスを利用する宅通』。大多数の筑波大生がイメージするのはこのタイプの宅通だろう。私もこの宅通であった。通学のために、往復で2時間以上もの貴重な時間を快適とは程遠い電車やバスの中で浪費しなくてはならない上、夜は終電のせいで遅くまでつくばにいられない、最も過酷な宅通。遅延で出席票出せないなんてことは日常茶飯事である上、教授はそんなことお構いなしに講義を進める。カス。茨城に住んではいるがバスを使わざるを得ない宅通もこのタイプに入れておく。以下では電車宅通と表記する。

次に、『大学から徒歩、自転車圏内の宅通』。読んで字の如くである。大学への通いやすさ、交遊のしやすさで言えばほぼ一人暮らし勢と変わらない宅通。「俺も宅通〜」などとぬかしながらその実態を明かすことで電車宅通を煽るクズ中のクズ。大概本人達は無自覚なのがタチ悪い。彼らにも苦労はあるのかもしれないが、本当にイラつくので宅通を名乗るのやめろ(私怨)。以下では徒歩宅通と表記する。

最後に『車で通学する宅通』。こちらも読んで字の如くである。茨城住みではあるが、自宅から大学まで徒歩宅通ほど近くないという問題を車で解決した宅通。稀に茨城住みの電車、バス宅通がクラスチェンジすることもあるらしい。電車宅通よりは短いが一人暮らし勢よりは確実に長い通学時間、酒飲んだ後家に帰れないなど、一定の苦労はしているらしい。が、特筆すべきはその身軽さである。一人暮らし勢と物理的な距離が近いため案件に参加しやすく、また交通の足にもなれるため、電車宅通に比べて大学生活を充分に謳歌できる環境にいる。そのため私は、このタイプの宅通が「宅通辛い😥」などとのたまっているのを見ると虫酸が走るのである(私怨)。以下では車宅通と表記する。

宅通は以上3つのタイプに分けられる(もしこのどれにも当てはまらない宅通がこの記事を読んでいるなら連絡が欲しい)。次では、これらのメリットとデメリットについて考察しようと思う。

宅通、メリットとデメリット

始めに留意していただきたいのは、宅通のメリット、デメリットには家庭事情、金銭事情等のセンシティブな要素が大きく関わってくるということである。「俺はこんな環境にいない!」と言われても「そだねー」しか言えないが許してほしい。それではメリットから見ていこう。

宅通のメリット

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…もちろん冗談である。はず。私の所感と共に1個ずつ挙げていく。

・親がご飯を作ってくれる。余程料理下手な親でない限り普通に美味しい料理が宅通達を待っている。

・夜も誰かしら家に居るので安心。特に女性にとっては大きいのではないだろうか。まぁ裏を返せば連れ込みにくいということなのだが。

・東京に出やすい(電車宅通の一部のみ)。東京に住んでいる恵まれた宅通なら大きいメリットとなるが、埼玉とか千葉になるとつくばと大差ない。そもそも東京に興味ない宅通も多い。

・家族とのコミュニケーションで孤独感が薄まる。読んで字の如く。煩わしいと感じることもあるかもしれない。

・お金に余裕がある(諸説あり)。一般的な宅通に対するイメージだが、結構家庭による。後述。

・家電等の設備が豊富なため暮らしやすい。一人暮らしと違って大抵のモノはある。

・光熱費を気にしなくて良い。子に負担させる家庭とかあるのだろうか。

・家事全般の負担が無い又は少ない。風呂掃除くらいはするかもしれないが基本やらなくて済む。済むだろう。

・病気など緊急時に助けてもらいやすい。特に病気時に車などで病院に連れて行ってくれるのが大きい。

・絶起しない。親に起こされるのが最大の要因。

・地元の友達と遊びやすい。ボッチは死ぬ。

こんなところだろうか。…何?うちは家庭事情が複雑だから全然当てはまらない?そだねー。

宅通のデメリット

マジで語るとキリがないので個人的に大きいと思ったものを挙げていく。

・朝早くに起きなくてはならない上に帰るのは遅くなる。このせいで睡眠時間がゴリゴリ削られ、絶起、講義中の睡魔の原因になる。

・自由に使える時間が少なくなりがち。長い通学時間のせいなのは言わずもがな。

・終電、終バス、遅延、渋滞などなど、交通状況という自分の力でどうにもできない要因に影響されまくる。

・つくばで立った案件に参加しづらい(電車宅通特有)。土曜につくば?死。

・親族の問題に巻き込まれやすい(個人差あり)。夫婦関係が冷えてると起こりやすいらしい。

・親の理解を得られない趣味に没頭しづらい。オタクなら特にね。

・生活空間に自分以外がいるストレス。自室まで入ってくるな。

・忘れ物しても取りに帰れない。レポートなんか忘れた日には鬱病になる。

・空きコマの時間を潰しにくい。つくば民の家か図書館にこもる羽目になる。

・自由にシコれない(小声)

・大学で恋人を作っても会いにくい。オタクには無縁だな!

箇条書きにすると以外と少なく見えるが、それは字面だけであってそれぞれデメリットとしてのウェイトがクソデカい。メリットからデメリット差し引くと巨額のマイナスしか残らない。全てにおいてカス。

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宅通をやめて感じたこと

ご存知の通り(?)、私は2年になる直前に宅通をやめ、アパ民(アパートで一人暮らしをする筑波大生のこと)となった。これにより実感したことを書いていこうと思う。

まず感じたのは朝が楽ということ。なにせ今までドアtoドアで2時間かけてたのが5分で済む。なんと24分の1だ。ヤバい。こんな環境で絶起するわけないししたとしても少しの遅刻で済む。神かと思った。逆にこんな環境にいて絶起!wとか言いながら寝ブッチしてる人間は本当に頭がおかしいんだなと感じた。余談だが、宅通も電車で寝ればいいじゃんという人間をたまに見かける。しかし、朝の電車は不快な臭いに溢れていて寝ようにも寝れないし、そもそも座れないことが多い。しかも降りる駅で寝過ごすとそのまま遅刻である。つまりこういうこと言ってる奴らは全員バカである。覚えておいて損はないだろう。

次につくばに拠点があることのありがたさ。空きコマに気軽に帰れる場所があることの素晴らしさである。講義が終わった後、案件で遊んだ後、疲れた体で帰るまでにクッサイクッサイ電車に乗らなくてすむ素晴らしさである。誰も立ち入ってこない干渉してこない空間の素晴らしさである。最初から一人暮らししてた人間にはわからないかもしれないが、とにかく素晴らしいのである。

あとは懐事情が良くなったこと。これは一般的に通じる現象ではないかもしれないが、宅通やめてからの方が金が増えた。宅通時代の私は月のお小遣い2000円(しかもたまにもらえない)+大学のお昼代1日300円くらい(勿論だが案件で夕食食べるのは小遣いから出さなくてはならない)しか金をもらっておらず、膨大な通学時間でシフト制のバイトすらままならなかったために貧困であった。その他の収入といえば長期休暇時の引越しバイトとお年玉くらいのものである。それがアパ民になってからは家賃光熱費親持ちに加えて仕送り(外食せず自炊すれば1万は残る)までもらえるようになり、さらに虚無時間であった通学時間をバイトに当てて収入を得たのでマジで宅通時代の10倍は使える金が増えた。おかげでライブには行けるし円盤買えるしゲーム買えるしみかん箱で買えるしとやりたい放題できるようになった。今までの揺り戻しか一人暮らしする息子を案じてか、とにかく待遇が良くなったのである。

最後に自由を謳歌できる環境の尊さ。同居人がいないとここまで自由にできるのかという感動がある。風呂洗うのめんどいからシャワーで済ますとか、飯食いながらキッツイオタクアニメやら淫夢動画やら見たりとか、ライブ映像見て暴れたりとか。女の子同士のキス映像を親に見られて死ぬ思いになることも、彼女できた?と煽られることも、深夜まで起きてて文句言われることもないのだ。もちろん家事全般を一人でやる、家計をやりくりするなど自己責任とのトレードオフではあるのだが、本当になんでもできる。デメリットとして挙げられやすい自炊だって裏を返せば好きなもの作って食えるということだ。掃除洗濯も実家に比べたら空間の小ささと人の少なさでそこまで重くはのしかからない。差し引きプラスだ。自由こそ正義なのだ。

私と宅通

ここまで読んでいただいた方は、私が宅通時代を心底憎んでいると思うかもしれないが、実はそうではない。朝起きる精神力は宅通時代に養われたものであるし、家で食べるご飯は美味しかったし、電車に揺られながらソシャゲ周回できたし、 何よりつくば民は宅通に優しく接してくれた。

そう、宅通をしていた1年間は、私にとってかけがえのない素晴らしい1年間であった。








んなワケね〜〜〜だろカス!!!

貴重な大学生活1年丸々ドブに捨てたわクソが!!!!死ね!!!!


本当にアパ民になれて良かった。心からそう思う。宅通はカス(私個人の感想であり、全ての宅通が同様であるとは限りません)。

最後に

宅通の民は脱宅通した私のことが嫌いかもしれないが、私はあなた達のことをいつでも案じ、気にかけている(車宅通、徒歩宅通は除く)。愛しているといっても過言ではない(車宅通、徒歩宅通は除く)。

もしあなたたちが宅通をやめたいと思い、助けを必要とするならいつでも声をかけてほしい。私はいつでも悩める宅通の味方である(車宅通、徒歩宅通は除く)。

また、この文章を読んで私に殺意を覚えた宅通がいるかもしれないが、その溢れる気持ちは私ではなく1年からアパ民だったものに向けてほしい。それをしてなお私に殺意を向けるのなら、まずは落ち着いてあなたの通学時間を思い出してほしい。それが私の宅通時代より長かったなら、甘んじて裁きを受けよう。短かったならお前は甘えてるから悔い改めろ。

最後に、こんなしょうもないお気持ち駄文を最後まで読んでくれてありがとう。これを読んで少しでも宅通について知っていただけたなら幸いである。

2020 3/7 追記 

宅通をやめて時間ができた結果、就活でアピールできるような経験を積む時間ができたので院進せず就職したい人は宅通やめるか家でもできてESにかけるような経験を考えておきましょう