ノート

このnoteのサービスを使いながら、ふと思ったことがある。

このサービスは作者が発表したことに共感したならば、ある程度の収益が作者に還元される。ノートという名前なのに、学校のノートとは随分違ったものであると。

ものの価値は誰かが使用したものだと、通常下がる。それは新品であるという価値が失われるからだ。

しかし、白紙のノートと子供が一所懸命に書き込んだノートのどちらが価値があるのだろうか。白紙のノートは新品であると、文房具屋で売られる価値がある。
では、そこに情報が付加された使い切られたノートは古紙回収で縛って捨てられるものだろうか。大学では先輩のノートは結構大事なのだが。

よく子供は「勉強することが仕事」と言われる。なのに一定の成果に対して無報酬なのは、それが当たり前だと思われるのは果たしてどうなのだろうと思う。

子供の成長と理解の仕方が書き込まれていて、時々落書きがある。最後まで使い切った時、小学校の先生はハナマルを書いて、シールを貼ってくれた。

褒められて嬉しかった、ところが親はそれを「じゃあ新しいノートを使いなさい」と言ってゴミ箱に捨ててしまう。

ということで今回の思いつきは、子供達が使い切ったノートを買い取ってその子の学習経過やその子にあった覚え方をしる方法として捉えるサービスとかあったらいいな。でした。