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イラスト修行/髪の描き方-線画編-


マンガ原稿の作業において、
ペン入れで一番時間かかったのは髪です。
というか顔とか服は下書きでかなり詳細に書き込んでたので、ほぼなぞるだけでした。
髪は下書き段階では、つむじからの毛流れと長さがわかる程度の書き込みでした。

今回は、髪のペン入れで掴んだコツのようなものを記録します。
髪のペン入れは、腰が重くて、最後まで残してました笑
なのでキャラが制作中ずっとおハゲだったので、ごめんなさいって思いながらも、
なかなか着手できず笑

①髪型の模写をする

原作とか、好きな作家さんの描き方とか、
描きたい雰囲気や髪質を理解します。

猫っ毛なら髪の先端が尖るし、
きしめんみたいな髪質もあるし、
アホ毛やハネ毛をどう配置してるかとか。

模写は簡単でいいので、スケッチブックに残しておいて、それを見ながらペン入れします。
なので、できるだけ色んな角度からの髪型模写があった方がいいです。

そうやって自分だけのヘアカタログを作ります。

②いざペン入れ

下書きで全体の毛流れをざっと書き込んだら、
まずアクセントとなる毛束を描きます。

下書きは、生え際とつむじにアタリをつけて毛流れをざっくり描く

はねている毛とか、くるんと巻いている毛がアクセントになります。
なるべく髪の真ん中に配置したいですが、視線誘導もあるので、魅せたい場所にアクセントをおきます。

その時に、コマのシーンで、動きがあるのか、寝そべっているのか、感情は?という情報も髪に載せたいです。

振り返ってるなら、毛流れに動きをつけたい。
寝そべっているなら、髪が乱れてはねさせたい。
怒っているなら、毛束が横に広がっているように見せたい。

③髪全体のペンを入れる

輪郭は太く、
毛束の境界線は細い線にする

いまの進捗。

これからトーンやグレスケで、影をつけていきます!(未着手)
また来週!

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