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文化になるかもしれない「The Convoy」と文化の「Jazz」

 
 別記事で書いたThe Convoy(ザ・コンボイ)の独特なエンターテイメント形態が、彼ら独自のものであり、彼らがいなくなってしまうことで、それが失われてしまうかもしれないと思っていた。
 しかし、ここ数年の見事なまでの若手との融合により、この形態が継続されるのではないか、それはもはや文化なのではないかと思い始めた。

 ここでいう文化とは

 文化という言葉の使い方が正しくないかもしれないが、文化を「人間が作り出した素晴らしいものであり、伝承され続けているもの」と捉えた。
 ポイントは後半の部分で、一過性のものではなく、時代に合わせて変化し続けるが、継続されているものという部分である。日本であれば、茶道、華道、歌舞伎、能、などなど。
 伝承されるためには、若い人が参画して、育っていく必要がある。

 文化になるかもしれない「The Convoy」

 40年近く続いている「The Convoy」のオリジナルメンバは60歳付近であり、今回の「ONE DAY ~ Last Run! Run!! Run!!!~」を卒業の作品としている。もしも、オリジナルメンバのみで続けていたら、この独特なShowも卒業と同時に失われてしまったのかもしれない。
 しかし、数年前から若手とコラボレーション/セッション/融合することで、その魂が受け継がれつつある。これからThe Convoyの若手たちがどんな活動をしていくかは分からないが、少なからず影響を与えているであろうから楽しみでしかたがない。

 Jazzのように、文化になってしまうかも!?


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