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2018年のパニック発作まとめ vol.20

2019.1.5

2018年の振り返りをします。

2018年4月に発作を再発して、6月に心療内科を受診し、パニック障害だと診断を受けました。

治療が始まってからは、本当に色々体験して、考えて、苦悩した1年でした。

正直、本音を言えば発作は、本当にしんどいし、辛いです。

このしんどさは、風邪をひいてしんどい、熱が出てしんどいとは別物です。

以前の記事にも書きましたが、私の場合は、失神する事もありますが、大抵は失神しきれずにその手前で堪えて耐えてやり過ごすことが多いのですが、これが最高にキツイ

いっそのこと、失神するか、大げさに言えば息の根を止めてほしいと思うほど。

外出先でなることがほとんどで、どうにか醜態を晒さずに乗り切ろうとします。

人前では平気なフリをしているけど、本当の内心は、いつでも意識がぶっ飛びそうで、気が狂いそうで、吐き気めまい意識が朦朧とし、不安と恐怖に襲われ、抑えきれない苦しみです。

ずーっと、ずっと、誰にも言えずにこれをやり過ごして、病院に行ってもどこにも異常はなく、どうしようもない状態でした。

でも、2018年4月に再発したときは、約2年ぶり3回目の再発でしたが、今回は今までとは違う方向へ、向いました。

当時、その場にいたYちゃんMちゃん

この二人のお陰で、私は色んな葛藤をして悩みながらも、前に進むことができました。

パニック発作で迷惑をかけるたびに支えてもらって今に至ります。

誰にも言えなかった頃から、理解者が出来たことが何よりの心強かったし、二人のおかげでこのパニック障害と向き合う事ができたんだと思います。

そしてもう一人、学生時代からの親友であり姉のようなKちゃん。

彼女は、5年前に不調が出始めた頃から唯一知っている人です。

彼女は結婚して遠方に引っ越してしまい、子どももいるので、私が会うたびにふらふらになって、発作が起きてしまう事が迷惑になると思って、2年ほどなんとなく距離ができてしまっていた人。

その2年間に、こっちに帰って来ていた時には他の同級生と一緒に会ったりはしていたけれど、前までのようにはなかなか会えていなかったのが気になっていた人。

彼女もずっとそれを気にしていたようで、2018年の12月、どん底に発作がらみで悩んで、色々振り返り考えていた頃に、突然LINEがきました。

「2018年、もうすぐ終わりを迎えるにあたって気になることは解消しておこうと思って。私に何か思う事があるんじゃない?まだ、言ってないことあるんじゃない?なければないでいいけど…」

と。

正直、ずっと気になってはいたけれど、私自身目先の事ばかりで頭がいっぱいで、この発作とどう向き合うか必死だったので、彼女との事が後回しになっていました。

焦ってすぐに電話して、その後3時間以上喋りました。

彼女は、2年間の空白を思い返してみたら、やっぱり2年間は短くない

だから、ちゃんと2018年のうちに話しておきたくてと言いました。

Kちゃんから…

言葉を選ばずに、言ってごらん
あなたは温かい人。だからこうして周りにちゃんと温かい人がいてくれるじゃない。
自信をもって。あなたはちゃんと愛されてる。
発作が起きても迷惑なんか全くない。むしろ、心配かけたらいい。
忘れないで。
どんな事があっても、昔も今もこれからも私の気持ちは変わらない事、覚えておいて。

終始、号泣で、普段口にしない彼女からの素直な言葉に、すーっと心から悩んでたことも考え込んでいたことも、肩の力が抜けていくように楽になりました。

私の2018年は、発作と共に、大事な人との関係がより一層深まり、かけがえのない存在だと感じた1年となりました。

きっかけが、発作だというのは否めないけど、でもこれがなかったらこんな風に自分のことたくさん話して、大事な人に深く理解してもらえることはなかったかもしれない。

発作に悩まされて、考えて考えた1年でしたが、その分たくさんの愛を感じた1年にもなりました。

これからも、この関係をもっと大切にして、パニック発作と向き合います。

いつか、

「こんな日もあったね」

と笑って過ごせるように


また彼女たちに頼って生きていこうと思います。

これからも、思い思いに綴りますが、気軽に立ち寄っていただけたら嬉しいです。

今後も、よろしくお願いします。

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