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OMG!! vol.35

2019.9.10

久々にとてつもない発作に襲われました。

ここ3ヶ月は、小さな発作や怪しい感じはちょくちょくあったものの、「なっても大丈夫」「すぐ治る」と、薬を飲む飲まないも冷静に判断して、やり過ごすことができていました。

だから、発作が起きても大丈夫と安心して過ごしていました。

だって、私はあの日から生まれ変わったから。

その日、妊婦の友人と生まれる前に会っとこう!と、ランチして映画を観てお茶をしていました。

そろそろ、帰ろうかと最後にトイレに行った時でした。

おしゃべりしながらも、ちょっとお腹の異変はありましたが、いつものことだと我慢していました。

トイレに行くとお腹を下し、それでもなにかすっきりせず、やや血の気の引く感じになったので、深呼吸をして、“大丈夫!”と言い聞かせて席に戻りました。

その友達にはパニック発作のことは伝えていましたが、目の当たりにしたことはありません。

この嫌な感じから悪化して、妊婦の友人に迷惑をかけられないと思ったので、毎日飲む夕食後の薬を早めに飲んで様子を見ました。


いつもなら治るのに治らない。


20分後、頓服もいつもは半錠から試すけど1錠のみました。

30分経っても治らない。


いつもなら10分くらいで治るのに…。

どうしよう、このままじゃ立ち上がれないし、一人で帰れない。

そんな時に、いつも助けてくれるYちゃんから「映画大丈夫だったー?」と連絡がありました。

妊婦の友人に迷惑かけられないので、悩みましたがYちゃんに連絡をしました。

電話がつながったものの、上手く喋ることが出来ず妊婦の友人に電話を託し、やり取りをしてもらい、迎えに来てくれることになりました。

それまで、悪化しないようにじっと深呼吸しながら冷静に…と待っていましたが、震えが止まらなくなり、血の気がどんどん引いて来て、ついには座ってた椅子からずり落ちる、友人が引っ張り上げてくれたものの、とてつもない気持ち悪さに襲われて、だんだん耳が聞こえなくなる感じになり、気がついたら嘔吐してしまっていたようです。

机に嘔吐してしまったのを友人が手際よく片付けて、お店の人にも謝ってくれていました。

最悪だ…


意識は戻ったものの体が動かない。

こんなことになるなんて。

久々にコントロールできず、助けに来てくれたYちゃんが嘔吐してへばってる私を見て「どしたー?吐いたかー、派手にやったなー!笑笑」と笑い飛ばしてくれて、救われました。

お店の方も優しくて、閉店してるのに休ませてくれていました。

いろんな人の優しさに助けられて、その日を終えました。

・コントロールできなかったこと
・お店で嘔吐したこと
・妊婦の友人に迷惑をかけてしまったこと
・Yちゃんに迎えに来てもらって送ってもらったこと

ほんとに情けない。

妊婦の友人に何もなくてよかった。

Yちゃんがすぐ迎えに来てくれた。

お店の人が協力してくれてタオルや保冷剤も用意してくれて助けてくれた。

Yちゃんは心配して泊まってくれて、汚れた服も洗濯してくれて、そばにいてくれました。

感謝してもしきれない。

次の日はどん底の中、会社も休み、ご飯もろくに食べず、ただただ横になっていました。

“発作はまた起こるよ。
調子が良くても次に大きな発作が起きてもいつも通りに対処できることが大事。”

と先生に言われていたけれど、薬が効かない、予想外の大きな発作には冷静になれなかった…

また、この苦しみに襲われてしまった。

また、始まるのか…

またなったらどうしようと恐怖と不安感が残ってしまった。

今日はたまたま休み。

ゆっくり3食食べて、空を見て、明日に備えて整理して過ごします。

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