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Yoka ~学校教育での性教育について考えてみよう~

studycircle YOKAの開催レポートです。

【Yokaとは】
「school」の原義は、ギリシア語の「余暇」を意味する「schore」に由来していると言われています。古代ギリシア・ローマの市民が、音楽 スポーツ 芝居 議論などを楽しむために過ごす「暇つぶしのための時間や場所」を表す言葉でした。
スタディサークルとは、スウェーデンで活発に行われている余暇活動のこと。共通の趣味や興味を持った人々が集う場。
そうやって、日常では味わえない心地よい刺激を受けてみると、視野が広がったり、新しくなにかに興味を持ったりするかもしれません。
Study circle Yoka では、参加者同士で学び合う時間をたくさん作りたい。
ふらっと来て、おしゃべりしながら、いろんなことを多角的にみれるようなきっかけを。
あなたの余暇を いろんな人と学び合うことで ちょっとだけハッピーに。


助産師の卵さんたちと性教育について考える会


この日は、助産師を目指して勉強中の学生3人がYOKAに遊びに来てくれました。
テーマは、「性教育」
まずは、この会ではなしたいテーマをあげてみようということで、それsぞれが付箋に話したいことを書いてみました。

赤ちゃんのおしっこは青い…!?

性教育についての話題はもちろん、「なんで教師を目指したの?」や、「なんで助産師になりたいの?」など、お互いの夢に対しての質問がでたり、「周りに小さな子や妊婦さんがいたりする?」「こどもは何人欲しい?」など、妊娠や子育てに関する質問もいくつか出ました。

周りに小さな子や妊婦さんがいる人が5人中1人で、核家族化の影響もあり、そういった人が周りにいるという環境がなくなりつつあることから、子育てについて全然知らない状態で親になってしまう人もいるそう。
おむつのCMを見て、赤ちゃんのおしっこが青いと思っている人もいるみたい。という話にはとってもびっくりしてしまったと共に、メディアの影響力の大きさを改めて感じました。

性教育を学ぶ意義って?

妊娠・出産・子育てについて学んでいる学生さんだからこそ、「性教育についても、命の大切さや自分の身体を大切にすることを学んで欲しい」という想いがあるそう。
保健体育で学ぶ性教育は、「いかに避妊するか」「妊娠してしまったあとどのように対処すべきか」など、妊娠を予防するにはどうしたらいいか、という面にフォーカスしてしまいがちだけど、「命や自分の身体の大切さ」という、道徳的な面もあって、そこをどう学校現場の中で伝えていけるのかなあということを議論していました。
伝え方によって、伝わることが全然違うからこそ、例えば助産師さんが学校に赴いて性教育の講義をするなど、外部の専門家に来てもらうのもありなのかもね、という話になりました。

最終的には、「愛だなあ〜〜」というおっきな話になりました。笑

性教育っていうと、「いかに教えるか」みたいなところの話が多い気がしていて、なんだかハードル高いなあと思っていたけれど、「なぜ教えるのか」というところを、新たに、助産師の卵さんたちの目線から学ぶことができました。
教育の話は、教育を学ぶ人たちとしがちだけれど、また違った専門知識を持った人たちと混ざり合って学び合うのも、違った角度から見ることができておもしろいなあと。
これがまさにYOKAでやっていきたいことだなあと思いました。

今回からYOKAノートを導入。
たくさん話した最後に、それぞれが今日感じたことをノートの同じページに書き込んでいきます。後から見返して、ほくほくするノートです☺️

今回のYOKAでは、「性教育」をテーマに、助産師の仕事、妊娠出産子育てのこと、女性の身体のこと、学校現場での性教育のこと、など、いろんなトピックについて話をしました。
そのなかで、「布ナプキン」というものについて話が盛り上がり、8月後半に布ナプキンを作っている方をお呼びして、お話し会&実際に作ってみる会を開催する運びとなりました!
興味のある方はそちらもぜひお越しください🌷

読んでくださりありがとうございました。

#よかろー

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