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ABAの基礎を学ぶことが子育てに有効なわけ

昔、有名なマシュマロ実験というものがあった。

小さな子供を部屋に入れて 「マシュマロを1個食べていいよ。でも、もし10分間食べるのを我慢したら2個あげる」
と伝え 

①1個すぐ食べた群 
②我慢して2個食べた群 

に分けた。

そして成人後の追跡調査の結果、②の子供の方が明確に優秀だった。

ここから、当時の人達は 「忍耐強い子供は将来成功する!子供の忍耐力を鍛えてあげることは有効なのだ!」という結論を出した。

追跡調査で明確な差が出ていたので、これは自然な結論だろう。

ところが、最近になってこれが否定された。

マシュマロを2個取った子は裕福な家庭の子供が多く マシュマロを1個取った子は貧しく不安定な家庭の子供が多かった。

前者の子供は我慢したら報酬がきちんと渡されると信じていて
後者の子供は「我慢しても報酬の約束は反故にされるかもしれない、だから今食べてしまえ」という合理的な判断で食べたというのだ。

ここから言えることは、小さな子供でも自分が得することを合理的に選べるということ。

なので、ABAを用いて「あなたが得をするのは、こちらの選択よ」と言う事をわかりやすく示すことができれば、押し付けめいた躾は要らなくなる。

伝わらないのは、わかりやすさに問題がある、情報を受け取る側の子どもは何も悪くないということが言えると思う。

(こちらがその覆された結果の方だと思うんですが、英語が読めないので、つっこんだ質問はしないでね。)

https://journals.sagepub.com/…/abs/10.1177/0956797618761661…https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0956797618761661#articleShareContainer

ついでに言うと、現在の自分もその時その時の合理的判断が作り上げて今に至っている。

今の自分がどうやら自分の理想と違うらしいと思ったら「こっちが得だ」という、「その時の判断基準になった自分の思い込み」が間違っていた、ってことに他ならない。

理想に近付けるための正しい「得する思い込み」で上書きしてあげればいいだけなのだ。

それを人は自己再教育と呼ぶのである。

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