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【敦賀だより2】越前ガニ事情

このお話は、2020年11月に30年近く暮らした神奈川県相模原市から福井県敦賀市に引っ越した私の備忘録として記録しています。
敦賀のことはまだよく知らないので、あてずっぽうに書いてるところもあるかもしれません。
小さな町だけれど住みやすくていいところだなあと思っています。

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こちらの写真は先週、敦賀駅前通りの「まるさん屋」さんで食べた海鮮丼。

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こちらは、今日(2020年11月7日)に敦賀港近くの赤レンガ倉庫内にある「生け簀の甲羅」というところで食べた海鮮丼。

下が300円ほど高い。
観光客向けのお店だから値が張るのかなと思っていたら、カニが載っているかどうかの違いなのかも?と気づいた。

今年は11/6午前0時よりカニ漁の解禁だ。
初セリでは毎年ご祝儀価格がつけられるらしい。
いくらくらいするものなのかなー?と思っていたら、ゆでた重さが1・3キロ以上、甲羅幅14・5センチ以上、爪幅3センチ以上の基準をクリアした極(きわみ)と呼ばれるズワイガニの最高額は46万円とのことだった!

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高額で、と言われても普段のお値段がわからないので、これがどれくらいすごいことなのか、実はよくわからない。

通常ご祝儀価格は、相場の10倍から100倍と言われている。
10倍なら市場がどよめく程度だが、100倍になるとテレビ新聞ネットニュースなどがこぞって取材にやってくる。
競り落とした商品の売り上げだけで自社の利益を出そうと思うと、いったい末端ではいくらで売らなきゃいけないのか? と頭を抱えてしまうところだ。
しかし、こちらから全国区のテレビニュースで取り上げてもらおうと思ったら、おいくらで取り上げてもらえるのか?を考えてみると、広告宣伝費としては、かなり破格のお値段であることがわかる。

お正月の初セリで一本1000万円のマグロを某有名回転寿司チェーンの社長が競り落としニュースになったりするのがそれだ。いったい、その日1日で何度彼の顔と巨大マグロとのツーショットを見たことか。

つまり、初セリは買い付けに来る人だけが懐が痛む仕組みかと思ったら、実は誰も損しない素晴らしいシステムなのだった。

で。肝心の越前ガニの通常価格なのだが。
極クラスのカニは、水揚げされるカニ全体の0.1パーセントしか取れないらしく、やはりお高い。

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このクラスより小さくなるとこんな感じ。

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これくらいなら庶民の私でも、頑張れば手が出せるかなという金額。

最安値の時期を狙って行ってみようと思う。

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。 サポートは、お年玉みたいなものだと思ってますので、甘やかさず、年一くらいにしておいてください。精進します。