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売上ってあんまり重要ではない?

どうもモルさんです!
久しぶりの記事です。
今回は、カードショップを例に
売上とか利益とかその辺をお話ししようと思います。

①売上はあまり重要ではない

さて突然ですが問題です!
※例にあげる数字はあくまで例なので実際の数字ではありません。

お店全体の売上が
200万円のコンプオフ野々市店と
50万円のコンプオフ鐘紡店があります

どっちの店舗のほうが良い店舗でしょうか???






答えは
わからない
です。

お店を経営している方はわかりますよね。

重要なのは
粗利額です。(会社によって言葉が違います。)
簡単に言うと儲けの部分ですね!

実はけっこう消したんですが、ここわりと原価についてごちゃごちゃ書いてました。その辺は
Google先生に 売上原価ってなに?と聞いてください。

とまぁ
なぜあんなに売上に差があるのに
200万円の売上がある野々市のほうがいい店舗だ!
と言えないのか?というところですね。

今回書くのはわりと噛み砕いてお話ししてます。
教材とかじゃないのでご了承ください。

②売上原価はいくらなのか?

売上原価=期首商品棚卸高+当期商品仕入高-期末商品棚卸高
これに移動入出庫だったりロスだったりあるのですが
ここは今回さらっと流します。

簡単に言うと、その売上を作るためにいくらの原価を投入したのかってことですね!
モルさんのとこでいうと買取したものとか新品仕入れしたものとかです。

野々市店は200万円の売上をあげるために
170万円の原価を投入した。

鐘紡店は50万円の売上をあげるために
10万円の原価を投入した。

としましょう。

③粗利額はいくらなのか?

粗利額は
売上-売上原価=粗利額の計算式で出ます
つきつめると
売上-変動費=限界粗利額となります。

野々市店の粗利額は
200万円-170万円=30万円
粗利率15%

鐘紡店の粗利額は
50万円-10万円=40万円
粗利率80%

とまぁめちゃくちゃ極端ですが、これを見ると売上は重要ではないことがわかります。

例えば
今日突然店長から
「今月は売上計画に対して100万円遅れていてかなり厳しい状況だから頑張って売上を作ろう!」
と言われたとしましょう。

さてあなたならどうしますか??

モルさんは売上を作るのはめちゃくちゃ簡単だと思ってます。(ある程度の条件は必要ですが)

1万円オリパ100個作って売れたら100万円です。
当たりの内容はその辺のGPプロモやCSプロモまとめてぶちこみましょ

原価?多分200万円くらい?

と、これだと100万円は簡単に売上を作ることができますね。でも売上原価は200万円なので実は
粗利額にして-100万円です。
意味が全くありません。

店長は
売上がいくら遅れている、のではなく
粗利額がいくら遅れている
粗利額を稼ぐために何をする
という指示をしなければなりません。

しかし、粗利額だけでは良い店舗かどうかはわかりません。

④変動費はいくらなのか?

変動費というのは
簡単にいうと売上によって変動費する経費のことです。
・広告販促費
・荷造り運賃
・支払手数料
・ロイヤリティ
などなど

ネットでオリパをたくさん売れば送料が多くなりますし
クレジットカード決済が多くなれば支払手数料が多くなります。
ネット広告を出したり、YouTuberに動画制作を依頼すると広告販促費が多くなります。

粗利額から変動費を引いたものを
限界粗利額とモルさんは呼んでいます。

この次は固定費だったり
営業利益だったり
につながるわけですが、今回のお題とは違いますので
固定費のお話はまた今度✋

⑤売る商品の構成比を考える

カードショップの商品を大まかにみると
・シングルカード
・オリパ
・ストレージ
・新品パック
・サプライ品
ですよね
それぞれ
売価も売上原価も違います
つまり粗利率も違います。

例に出した
野々市店はあの粗利率だと構成
オリパや新品パックが多め

鐘紡店はストレージでしょうね。
今やシングルカードであの高粗利率は難しいです。

粗利額を効率良く稼ぐために何を多く売るべきなのかは粗利率をひとつの指標にします。

経営に必要なものとして挙げられる
・ヒト
・モノ
・カネ
・情報
・時間
商品を1つ売るのにもこれらが全て動きます。
10万円の粗利額を稼ぐために
100万円を使用するのと
20万円を使用するのとではどちらが効率が良いかは一目瞭然ですよね。

コンプオフでは効率良く粗利額を稼ぐために、約3年前にiPad販売システムを導入しました。
ストレージコーナーを撤廃しノーマルカードを主にタブレットで注文してもらうシステムです。
都会では当たり前のように導入されていますね。

このシステムにより、かなりの高粗利率を叩き出しているものもあります。
気になる方はお気軽にお問い合わせください。

⑥オリパって儲かるの?

儲かるか儲からない
でいえば
そりゃ儲かりますよ
利益を出さない売り方をするわけがありません。
(広告販促費としてみてる例外はあります)
ただ、ひと昔前のように大きく利益を上げられる時代ではなくなってきていることは確かです。

この辺は深掘りした記事をまた書きます。

⑦最後に

モルさんは記事を書き出してまだ全然です。文字に起こすのは難しいですね…
モルさんはアルバイトスタッフには技術的なことは何一つ教えてません。
今回書いたようなことや、社会人としてのことばっかりですね!
中々文章としてまとまってはいませんが、少しでも
へぇーと思っていただけると幸いです!

次回は
固定費のことや
営業利益のこと
損益分岐点◯◯
のことについて書きたいと思います。

モルさんへのお仕事のご依頼は
mail:tsurumaru@denyosha.co.jp
Twitter:compoff_kanebou
LINE@:@bmz6348k
まで(΄◉◞౪◟◉`)


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