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●サイトハウンドと麻酔

コレについてまだまだ怯えたり、躊躇して困っちゃう人がいらっしゃると思うから書いちゃいます。
『サイトハウンドは麻酔に弱い』
コレ伝説みたいに皆さんおっしゃいます。

昔に私が●避妊去勢について。
を書いた時にかなり反響があったので、麻酔の事を特化して書いておこうと思ったです。

とりあえず、私が思うに、皆さまの不安が今はこれですっきりするんじゃないかなー。安心できるんじゃないかなーって言うくらいのレベルなので、あんまり参考にならなかったらごめんなさい🙏🙇‍♀️ 世の中の進化するスピードは早く、新たな発見があったり研究が進んだりしたら情報を更新してくださいね🙏。

※麻酔が怖いから避妊、去勢、検査や手術をためらう事で死んでしまう事を回避したいのです。

サイトたちの生活の質を上げてあげたいのです。そしたら一緒に暮らす人間も安心して楽しく暮らせると思うから。

私はサイト達をレスキューしてきたら、基本的に避妊去勢をして治療するべき所があればきっちり治し、脚側歩行、呼び戻しができるまでにしてからお渡ししてきました。だからサイト達に誰より麻酔をかけてきたかもー。って思ってます。

避妊去勢の賛否は今は置いておいてくださいね。病気や怪我に麻酔はかけねばならぬものです。
いのちを守る為には絶対に必要なものです。

獣医さんは今なら知ってて当たり前だと信じたいけど、小型犬しか診察しません。とかキリッと言っちゃう獣医さんもいる世の中なので、念のため書いちゃいます。

合言葉は『チオペンタール、バルビツール系だめよ』これだけ。

詳細は下記に書いておきますね。
昔に英文の文献をFacebookにシェアしましたが、ネットの海に翻訳された日本語バージョンが存在する事を知りました。

張り付けておきますね。
訳してくださった方に尊敬と感謝です🙏✨。

「サイトハウンドの安全な麻酔管理は、鎮静剤前投薬と、術中ストレスを最小限にするべく、適切な鎮痛剤を使用するべきです。チオペンタールや、他のチオバルビツール酸塩は、これらの犬に使うべきではありません。選択できる静脈麻酔薬として、プロポフォール、ケタミン/ジアゼパムコンビネーション、そしてメトヘキシタルが推奨されます。クロラムフェニコールのような、薬物生体内変換を抑制する薬物との同時投与は避けましょう。イソフルランを用いた吸入麻酔は、好ましい麻酔維持法です。中心体温は、しっかりとモニターし、低体温を最小限にするための手技を、麻酔中、および覚醒期の両方で用いるべきであります。」 

あと、おまけ。
2020年の最初くらいの記事です。

アメリカのワシントン州立大学獣医学部研究チームがグレーハウンド達の遺伝子検査のデータから、遺伝子突然変異により、特定の薬物を分解する酵素であるCYP2B11が少なくなるメカニズムをが発見したそです。

詳しく知りたい人はURL送ります。英文です。

みなさんで心配を減らして、楽しく暮らしましょね。たくさん幸せでありますように🙏💕‼️ 

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